「「隠れ心不全」が怖すぎる」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

首の皮膚がピクピク

哺孔類の心臓は、

20億回脈打つと

限界を迎えるという説がある。

それが正しいか否かについては

議論があるものの、

心臓が年をとるにつれ衰え、

やがて寿命を迎えることは確かだ『心不全』というと、

先にも述べたように突然の心臓発作を

思い浮かべるかもしれないが、

そうとは限らない。

イメージに反して、心臓は鍛えることができません。

また、心臓は脳と同じくそれ自体に再生能力がないので、

傷めてしまうと取り返しがつかないのです。

心臓にも、冠動脈をはじめとする

血管が張りめぐらされている。

高血圧による動脈硬化や、

血栓のせいでその流れが滞ると、

わずか20分ほどで

心筋細胞の壊死が始まるという。

つまりは心臓もまた、自覚症状が出る前から、

すでに壊れ始めているかもしれないということだ。

『命にかかわるような症状が出る20年ほど前から、

緩やかに心不全は始まっている』と言う。

この過程こそが、『隠れ心不全』だ。

’18年に、心不全に『ステージ』という考え方が

導入されたことをご存じだろうか。

左の図で示したようにＡ～Ｄの4つの段階に分かれており、

Ａが予備軍、Ｄが重度の心不全だが、

これらの中間、Ｂ・Ｃの段階でこそ注意が必要だという。

本来、心不全で亡くなるのを防ぐには、

心臓が傷み始めた初期の段階、

つまりステージＢで対策するのが効果的です。

しかしこの時点では、ほとんど自覚症状がない、

あるいは症状があっても疲れや老化、

体力低下のせいだと思って気がつかないことが多い。

医者でさえ見落とすケースが大半なのです。

隠れ心不全を見つけるうえで、

まず気をつけるべきポイントは、

美智子さまのケースのように、

激しく体を動かしていないにもかかわらず

息切れや動悸がしないかだ。

心臓のはたらきが低下して、

送り出せる血液の量が減ると、

心臓が処理しきれない血液が肺に溜まってしまう。

すると、肺で酸素を取り込み、

二酸化炭素を出すプロセスが

うまくいかなくなって、息苦しくなる。

高齢者で心臓のはたらきが弱くなると、

むくみも起こりやすくなります。

血液の流れが滞り、腎臓の働きも落ちるため、

体内に、水が溜まりやすくなる。

足が慢性的にむくんでいる人は、

注意が必要です。

首の脈が肉限でわかるほど大きい人も、

隠れ心不全になっているおそれがある。

心臓が処理しきれない血液は、

血管の中にも溜まります。

体内で太い血管のひとつが頚静脈ですが、

心臓の機能が落ちている人は頸静脈が張り、

首をよく見ると皮膚がピクピクと動いている。

詳しく診察せずとも、

首を見るだけで心不全と

わかることがあります。

（「週刊現代」2024年05月18・25日号より）

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