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「多くの日本人がすでに抗体を持っている」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

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仮説④ ウイルスが変異したから

ウイルスの変異が、死者数の差を生んだという見方もある。

イギリスのケンブリッジ大学の研究チームが160人分のウイルスを分析した結果、

新型コロナには、3種類あることが判明した。

 

ウイルスは、遺伝情報をコピーして増えていく。

しかしそれを繰り返すうちに、コピーミスが起き、

別の遺伝情報を持ったウイルスが誕生するのだ新型コロナの場合、

「中国南部、日本、アメリカ」「武漢」「欧州」の

3つの地域でウイルスのタイプが異なっている。

 

日本で感染拡大したウイルスは、欧州のウイルスより、

重症化しにくいタイプだと考えることもできるが。

その可能性は低いです。

たしかに、変異によってワクチンを作りにくくなるという問題はあります。

 

しかし、基本的に新型ウイルスは、

流行していくなかで病原性を低下させる性質があります。

欧州で死者数が多いことと、

ウイルスの変異には関係はないでしょうどうやら、これは俗説にすぎないようだ。

 

仮説⑤ BCGの予防接種を受けているから

BCG予防接種、通称「ハンコ注射」は、結核の予防を目的とするものだ。

日本では通年から定期接種が義務化されている。

免疫に作用し、膀胱がんや花粉症の治療に使われることがあるが、

これが新型コロナに有効かもしれないという。

 

たとえば、BCGの定期接種があるポルトガルは、

定期接種がない隣国スペインよりも死者数が少ないのです。

たしかに人口100万人あたりの死者数で見ると、

スペインの462人に対し、ポルトガルは79人で、5分の1以下だ。

 

ドイツでも、定期接種を続けている旧東ドイツ地域で感染者が少なく、

定期接種をしていない旧西ドイツ地域は感染者が多い。

思えば”09年の新型インフルでも、

日本の死亡者数は欧米より極端に少なかった。

メカニズムは解明されていませんが、BCGの効果に期待します。

 

仮説⑥ 実は多くの日本人がすでに抗体を持っているから

新型コロナに感染した人のうち、

どれくらいの割合の人が亡くなるかを表す「致死率」を比較してみよう。

日本の場合、致死率は約2.5%だ。

ところが、アメリカでは約5.5%、イタリアでは約13%にもなる。

韓国も約2%で、台湾は約1.4%だ。

 

日本も含め、東アジアでは欧米と比べて、

新型コロナに感染しても、死ぬ確率が低くなっている。

いったいなぜなのか。

 

その理由として、病原性が低い、別のコロナウイルスが、

既に東アジアで流行していたからだと考える。

コロナウイルスは風邪を引き起こす病原体の一種であり、

新種の発生に気づかない可能性がある。

 

種類が違っていても、コロナウイルスに感染して抗体を獲得した人は、

新型コロナウイルスでも重症化しにくいと考えられます。

以上のウイルスの変異やBCG予防接種、

抗体といった説は、専門家の間でも判断が分かれている。

しかし次の仮説には、多くの研究者が口を揃えて賛同する。

 

(「週刊現代」2020年5月2日・9日号より)

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