「便秘は命にかかわる」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

ここまでは尿のトラブルを見てきたが、

便のトラブルについてはどうか。

札幌医科大学准教授は

『外来に来られる高齢の患者さんで、

便通が良好なかたはほとんどいない』という。

便秘では死なないと思われていますが、

放っておくと、脳血管障害や心臓疾患、

神経疾患などが起きやすくなることが

最近明らかになりました。

便秘だけで死ぬことはありませんが、

便秘を放っておくことで違う病気を引き起こし、

死に至る危険性があります。

便秘は命にかかわる病態であると認識してほしいです。

便秘は腸の動きが緩慢になったり、

腸内の水分が減ったりすることで、便が硬くなって起きる。

こちらも、クスリが原因で

便秘になっているケースがある。

たとえば、頻尿の原因にもなっている

高血圧治療薬のループ利尿薬や

カルシウム拮抗薬には要注意だ。

ループ利尿薬などは一般的に便秘になりやすいクスリです。

体の水分が尿から出てしまうので、

腸のなかの水もなくなってしまい、

便が硬くなってしまいます。

加えて、胃腸薬も便秘の原因になりやすい。

たとえば、ブスコパン、チアトン、ダクチルなどがそうだ。

抗コリン作用のあるクスリは、

腸の動きを抑えてしまうため便が硬くなり、

便秘になってしまいます。

お腹が痛いときに飲む胃腸薬は、

腸の過度な動きを抑えることで痛みも止まります。

しかし、こうした胃腸薬を一日に

3～4回も飲んでいる人がいる。

飲めば飲むほど腸が動かなくなるので、

お腹の痛みはとれますが、

便秘になってしまいます。

便秘で悩んでいる人はクスリを

変えるだけで改善することがありますから、

ぜひ医師や薬剤師に相談してみてください。

最後に下痢についても見ていこう。

腸内環境が変化し、

腸炎になると下痢になってしまう。

下痢が続くと、脱水状態になり、

腎機能の障害や、免疫力の低下による

感染症の罹患リスクが上がる。

非ステロイド性抗炎症薬は、

腸内細菌にまで影響し、

腸で軽い炎症が起きてしまいます。

腸での水の吸収が落ちてしまうため、

便が軟らかくなってしまうのです。

また、胃酸を抑えるタイプの

胃薬にも注意が必要です。

トイレトラブルで悩んでいる人は、

まずはクスリの見直しから始めてみよう。

（「週刊現代」2024年01月27日号より）

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