「60歳を過ぎてからの便秘ほど、厄介なものはない」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

 60歳を過ぎてからの便秘ほど、厄介なものはない。

とりわけ、多くの人が訴えるのが、「便が硬くなって、出ない」という悩みだ。

高齢者の便秘に詳しい大腸肛門病センター高野病院副院長は、

その原因を消化機能が衰えることにある。

加齢とともに、腸を動かす筋肉や神経細胞が衰え

、腸に入った食べ物を肛門へ運んでいく嬬動という腸の動きが低下していきます。

腸の動きが鈍くなって食べ物を消化するのに時間がかかると、

便の水分がどんどん奪われ、便が硬くなっていくのです。

消化できないせいで、石のように硬くなった便は、

いくら力んでも出すことができなくなり、「生みの苦しみ」を味わう羽目になる。

２年前に亡くなった半田雅之さん（享年75、仮名）も、

カチカチになった便を出せないせいで、

命を奪われた一人だ。

妻の順子さん（72歳、仮名）が語る。

夫は65歳を超えた頃から便秘になり、

便が硬くて、トイレでどれだけの時間を

かけて力んでも便を出せずに、長年悩んでいた。

がんばって便を出せても、たいていお尻の穴を

傷つけてしまうので、頻繁に切れ痔になっていた。

痔ができると、力めなくなるから、また便秘が悪化する。

そのくり返しで、10年以上、市販の便秘薬を手放せない状態でした。

ある日、お昼過ぎに買い物から帰ると、

苦しそうに顔をしかめた夫がリビングのソファーのそばで、

お腹を押さえて倒れている姿が目に飛び込んできました。

駆け寄って声をかけても、うめき声が返ってくるだけ。

震える手で、急いで救急車を呼びました。

病院に搬送されると、すぐに緊急手術が始まったが、

その甲斐も虚しく、雅之さんは翌日、息を引き取った。

夫は、亡くなる１週間ほど前から、便秘が悪化して、

何もやっても便が出ないとこぼしていた。

倒れた日の朝も、いつもより多めに下剤を飲んでいましたが、

これが死の引き金となってしまったのです。

手術を担当した先生によれば、腸を開いたら、

肛門の近くに鉄の球のように硬くなった便がぎっしり詰まって、

お尻の穴を塞いでいたそうです。

そこに下剤を飲んだため、下痢が起こり、

行き場を失った便が腸の壁を突き破って、

お腹にまき散らされてしまったのだと告げられました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「週刊現代」2020年2月22日・29日号より）

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