「痰を調べれば、肺がんや結核かどうかも」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

声がヘンだと思ったら…。次は痰だ。

いま、痰が医療界で注目を集めているのをご存じだろうか。

’19年4月、日本呼吸器学会は咳の診療指針の改訂版を作成した。

ここには、世界で初めて痰の内容が大幅に盛り込まれた。

この改訂版の肺のセクションの責任者を務めた前出の医師はこう話す。

のどから肺に至る空気の通り道が気道です。

痰は、その気道の状態を映す鏡のようなものです。

気道や肺の病気の診断や病状の評価ができる貴重な情報源となる。

痰を調べれば、肺がんや結核かどうかもわかります。

そもそも痰とは、気道を守る気道分泌物に異変が起き、咳によって口に押し出されたもの。

痰が出るだけで、少なからず気道に異常事態が起きているんです。

その中でも色がついている痰には注意したほうがいい。

特に黄色や緑色なら肺炎や細菌性の気管支炎、あるいは結核などの可能性があります。

この場合、市販薬では治せないので、医療機関をすぐに受診すべきです。

のどに異変が起きると「声の出方」が変化することもある。

咳や痰の症状が出ていて、人と話すときにかすれ声になっていたら

命にかかわる病気だと思ったほうがいい。

咳や血痰で胸部大動脈瘤が見つかることがあります。

この病気により声帯を動かす反回神経が麻痺して、かすれ声になることもある。

また、炎症や腫瘍により声帯の形が変化すると、声がガラガラになります。

様子を見ても良くならないなら咽頭がんや喉頭がんの可能性も考えるべきです。

60歳を超えたら、のどの異変が命にかかわる病気を運んでくるケースは実に多い。

健康で長生きしたいなら、のどがすべて。そう言っても過言ではない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「週刊現代」2019年12月28日・2020年1月4日号より）

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