「その「めまい」は薬の副作用かもしれない」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
はようございます!
その「めまい」は薬の副作用かもしれない、市販薬でも起きる。
めまいがあると訴える高齢の患者さんには、
まず『普段、どんな薬を飲んでいますか』と質問するようにしています。
すると、意外なほど副作用でめまいが起こるリスクのある薬を
常用されていることがよくありますその薬の服用を中心することで、
めまいが消失することもあります。
めまいの原因に薬が関与していることは多いのです。
あらゆる薬には副作用があるが、もっとも典型的な副作用のひとつが「めまい」だ。
普段服用している薬の注意書きを、一度じっくりと読んでみてほしい。
ほとんどの薬に、副作用として「めまいを起こす場合がある」と記載されているはずだ。
医療用医薬品の種類は全部で約2万種類ありますが、
副作用として『めまい』が記載されている医薬品は700種類弱もあるのです。
こう語るのは杏雲堂病院薬剤科長は、薬でめまいを起こすケースは大きく分けて2つあるという。
ひとつは、降圧剤などの飲み過ぎでめまいを起こすケース。
降圧剤を飲んだあとに、目の前の風景が揺れるような奇妙な感覚に陥ることがありますが、
これは血圧が下がりすぎることによって起こるめまいです。
もうひとつが、脳のなかに薬が入っていくことで、脳の働きが悪くなり、めまいを起こすケース。
たとえばレンドルミンやマイスリーといった、高齢者が普段からよく利用している睡眠薬は、
脳のなかに薬が入ってめまいを起こすことが知られています。
「鎮痛薬にもめまいの副作用があるので、普段から飲んでいる人は十分注意してほしい」という。
鎮痛剤を日常的に使っているとついつい量が増えてしまいがちだが、投与量が増えると、必然、副作用が現れやすくなる。
特に、夜中の神経痛が気になるからと寝る前に鎮痛剤を飲んでいる人は多いだろうが、
お酒と一緒に服用したりすると、一気にめまいを起こす危険性が高まるという。
糖尿病の薬を飲んでいる人も、気を付けたほうがいい。
トラゼンタやアマリールなどの糖尿病薬を常用している場合、
薬が効きすぎてしまい低血糖状態になることがあるが、そうなると、めまいを起こしやすくなる。
また、ワーファリンなど血液の流れをよくする薬にも、めまいの副作用があるまさか関係ないだろう、
と思ってしまうような薬も、めまいのもととなるのだ。
加えて抗てんかん薬や意外なところではニキビの薬などにもめまいの副作用があるというが、
これらの薬は処方される際に、医師や薬剤師から患者に対して、
「めまいが起こる可能性があります」と説明がされることがほとんどだ。
とりわけ気をつけなければならないのが市販の薬でめまいの副作用があるものだ、と続ける。
たとえば薬局やコンビニで買えるかぜ薬やせき止め薬でも、服用後にめまいを起こす恐れがあります。
ひとつ例を挙げるなら、メチルエフェドリンという成分の入っているかぜ薬は、
多めに服用するとめまいを起こすことがあります。
また、花粉症などに対する抗ヒスタミン薬には注憲が必要です。
抗ヒスタミン薬は第一世代と第二世代に分かれていますが、
古い第一世代のほうは、特に脳のなかに入りやすく、めまいを起こしやすい。
これらは市販のかぜ薬にもよく配合されています。
市販の薬だからと安心して飲み過ぎてはいけません。
高齢になればなるほど、薬が体外に排出されるまでの時間が長くなり、その分、副作用も現れやすくなる。
服用してから1日以上経ったあとでも、めまいが起こる可能性があるというから恐ろしい。
健康のために飲んでいる薬が、めまいの原因になっているなら、まさに本末転倒だ。
(「週刊現代」2019年12月28日・2020年1月4日号より)
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