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「「隠れ脳出血」もある」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

さらに、血管が詰まった状態が慢性的に続くと、

そのまわりでは、機能不全の脳細胞の

範囲がじわじわ広がってゆく。

それがMRI検査でとらえられると、

図の右下のような大脳白質病変として見えるようになる。

 

白い雲のような形だ。

見逃されやすい脳梗塞関連病態の中でも特に怖いのが、

一過性脳虚血発作ですたとえば、

手足が動がしづらい、

ろれつが回らないといった症状が出たけれど、

 

『一過性』ですぐに治まり、

病院へ行かずに済ませてしまった。

こんな心当たりがある人は、

脳のMRI検査を受けると白い影が映るかもしれません。

 

脳梗塞の予防のために、

ただちに治療が必要です。

隠れ脳梗塞では、先にも述べたとおり、

痛みや違和感はまず起こらない。

 

もとより、脳の中には

痛みを感じる神経がないから、

異変を察知しようがないのだ。

さらに恐ろしいことに、

 

隠れ脳梗塞のうちおよそ1割は、

じつは『隠れ脳出血』だという。

隠れ脳出血は、

MRI検査だと黒い小さな影が

 

映っているように見えますこれは

毛細血管から小さな出血が

起きている証拠で、

脳の血管がもろくなっていることを意味します。

 

血管がもろくなると、

その内壁がささくれ立っているような状態になりますから、

やがて詰まって脳梗塞を

起こす危険性があるのです。

 

特に、いわゆる『血液サラサラ薬』と呼ばれる

抗血小板薬・抗凝固薬を常用している人は、

毛細血管からの出血リスクが

高まるから要注意だ。

 

こうした隠れ脳梗塞が見つかった人の半数近くは、

5年以内に重大な脳梗塞を起こすとの報告がある。

明確な症状のある脳梗塞では、

およそ7割で後遺症が残る。

 

そして、破壊された脳細胞が回復することは、

二度とない―。

隠れ脳梗塞は、まさに人生を暗転させかねない、

恐るべき病の引き金となりうるのだ。

 

自分の頭の中で、知らず知らずのうちに

こうした異変が起きているとしたら、

こんなに怖いことはない。

しかし何度も書いているように、

 

察知することが極めて難しいから

『隠れ』という名がついている。

何とかして、その兆しを

つかむことはできないのだろうか。

 

まず気をつけるべきは、

よくむせたり、ものが飲み込みづらいと

感じたりしないかどうかだ。

脳の働きと嚥下機能には、密接なかかわりがある。

 

ものを飲み込むときには、

気管の入り口を反射的に一瞬だけ閉じて、

その間に食道へ食べ物を流し込みます。

隠れ脳梗塞があると、

 

この機能が低下して誤嚥性肺炎を

起こしやすくなる可能性があります。

急な声のかすれも脳の障害に

起因することがあるので、

 

注意しよう。

隠れ脳梗塞は、

軽度認知障害を引き起こすこともある。

物忘れが急に増えたなら、

 

『歳のせい』ではなく、

脳の血管が詰まったり、

破れたりし始めた兆候かもしれない。

さらに、手足を動かしづらいと感じている人の脳内にも、

 

隠れ脳梗塞が潜んでいるおそれがある。

本格的な脳梗塞では、

手足がしびれたり麻痺したりするケースが多いが、

隠れ脳梗塞の場合は症状がごく軽いため、

なかなか気付けないのだ。

 

私が診察のとき特に気をつけているのが『すくみ足』、

つまり『歩こうとする気持ちはあるのに、

足を前に出しづらい』という症状です。

膝や腰が悪いせいだと思っていたら、

 

隠れ脳梗塞が原因だったということもあります。

実際に、手足が

動かしづらいので整形外科に行き、

『骨には問題ありません』と言われ、

 

その後に脳梗塞を起こした

患者さんを見たこともあります

足元がふらつく、歩きづらいといった自覚が出てきたら、

早めに検査を受けるべきだろう。

 

(「週刊現代」2024年05月18・25日号より)

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