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おはようございます!

 

前出の氏は、この2年でワクチン接種後に

死亡した遺体の解剖を3例経験した。

Aさんと同じく、血栓が原因で

亡くなったと見られるのが72歳(当時)のB子さんだ。

 

彼女は2回目のワクチン接種の3日後に死亡した。

解剖の結果、明らかになった死因は

やはり肺動脈血栓塞栓症だった。

自宅で胸が苦しくなったB子さんは、

 

家族に支えられてトイレに

連れて行ってもらう途中で倒れ、

亡くなったという。

解剖しても、当初は肺動脈に血栓は見当たらず、

その他にも異常は見られませんでした。

 

しかし肺を丁寧に観察すると、

気管支と並んで縦に走る肺の動脈の広範囲が、

血栓で塞がっていたのです。

さらに心臓を調べると、

血管が激しい炎症を起こしていたこともわかった。

 

心筋炎を起こす寸前の状態でもあったのだ。

1月20日、厚生労働省は

定例の副反応検討部会を開き、

ワクチン接種後の『副反応疑い』の症例を更新した。

 

オミクロン株対応型のワクチンでも、

AさんやB子さんのように血栓症や心疾患を起こした人、

それにより亡くなった人が

新たに複数報告されている。

 

現在、国に届け出があった

『副反応疑い』の死者は1966人。

しかし、たとえ肉親がワクチン接種直後に亡くなっても、

すべての遺族がその因果関係を疑うわけではない。

 

診察する医師も気づかず、

原因不明の突然死として片づけてしまう。

つまり現在明るみに出ている事例は、

氷山の一角にすぎないのだ。

 

医療裁判を扱い、

『副反応疑い死』の遺族救済にも取り組む弁護士は、

ワクチン接種後に死亡した人々の死因や死亡時期を調べて、

ある共通点に気が付いた。

 

心疾患が原因で亡くなった方々に目立つのは、

接種後5日以内に亡くなるケースです。

解剖やAIによる画像診断では、

特に異常が見当たらないのに、

心臓が原因の突然死で自宅で命を落としている。

 

彼らの多くは既往症や受診歴がなく、

30代以下の人も目立ちます。

健康だった若者が、

心臓が止まって治療をする間もなく

突然死するなんて、普通は考えづらい。

 

また女性の場合、接種直後に

脳や内臓からの出血で亡くなるケースが多いとも言う。

脳溢血、くも膜下出血、肺からの出血などが

少なからず報告されているのだ。

 

コレステロールの薬の副作用で

骨格筋が溶ける『横紋筋融解症』も目立ちます。

同様に心臓の筋肉の細胞も

急激に溶けることがあります。

 

その結果、心筋梗塞や心不全、

致死性の不整脈が生じて、

突然死を招く人がいると考えられます。

前述した厚労省が報告したワクチン接種後の死亡事例にも、

この症状で亡くなったケースが複数記されている。

 

昨年11月20日に5回目の接種を受けた79歳女性は、

3日後の23日に死亡した。

死因は横紋筋融解症のほか、

敗血症や多臓器不全も見られたという。

 

12月5日に5回目接種を受けた79歳の女性も、

翌日にやはり横紋筋融解症を

起こして亡くなっている。

記録によると接種直後から悪寒があり、

 

未明に嘔吐して救急搬送されたが、

同日正午に死亡した。

さらに医師たちが不審を抱いているのが、

異常な高熱で亡くなる人が多発していることだ。

 

(「週刊現代」2023年02月04日号より)

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