「「関節の痛み」医療で治すのは難しい」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

愛知医科大学疼痛医学講座教授によれば、

日本人の5～6人に一人は

『慢性疼痛』を抱えているという。

現在、日本では2000万人以上の人が、

半年以上、中程度以上の痛みを

感じていることがわかっています。

痛みが続いている部位のトップは

腰（約64％）で、次に肩（約48％）、

ひざ（約26％）の順番です。

つまり、日本人の多くが関節の痛みを感じているのです。

それに対して行われている治療は、

投薬が22％でマッサージが31％、

理学療法が16％という調査結果があります。

問題は、治療に対しての満足度です。

『非常に満足している』と

『やや満足している』を

合わせてもわずか3分の1。

慢性疼痛に対する治療について、

半数以上の患者は満足していないのです。

関節の痛みを訴えて病院にかかっても、

湿布や鎮痛剤で一時的に痛みが和らぐものの、

治療効果に満足できず、

また別の医療機関を訪ねる―

そんな経験をしている人も多いはずだ。

痛みには必ず原因があり、

何かしら治療すれば痛みが

消えるはずだと考えることが、

そもそもの『間違い』だと指摘する。

患者の多くは『とにかく痛みを

取ってください』と訴えます。

そこで私が『治ったら何が

したいのですか？』と聞くと、

『痛みをなくすことが私の目標です』と答える人も多い。

でもそれでは痛みの次の展望が見えてきません。

極端な話ですが、痛みがなくなったら、

生きる目標が消えてしまうようにも

聞こえてくるわけです。

痛みとは、関節のみならず、

筋肉や血管、神経など身体が

『生きている』証拠でもある。

考え方を変えれば、

それは自分がこれまで

頑張って生きてきた証でもあり、

これからも続く人生を一緒に

歩む戦友のような存在だ。

順天堂大学名誉教授が言う。

関節の痛みや加齢による慢性的な痛みを

医療で治すのはそう簡単ではない。

しかし、痛みの優先順位を下げられれば、

悩みではなくなります。

それで十分なのです。

好きなことに夢中になっているとき、

痛みを忘れていることはありませんか？

そのために、まずは痛みとゆったり

向き合ってみることが必要です。

たとえば、一日1時間くらい、

部屋にこもって痛みと向き合います。

読書などをしながらで構いません。

最初は痛さで集中できなくとも、

だんだん痛みの優先順位が下がっていって、

本の世界に入れるようになるはずです。

痛みとともにこれからも生きていく。

その支えに『言葉の処方箋』も大切だと話す。

旧約聖書には『人生いばらの道、

されど宴会』といった意味の一節があります。

痛みを抱えていれば、

人生は先の見えないトンネルに

迷い込んだ気持ちになります。

しかし、心の中は『宴会』、

すなわち友人や大切な人と楽しみを共有したり、

好きな音楽や映画を楽しんだりすれば、

満ち足りた気持ちになって、

いつの間にか痛みを忘れてしまうはずです。

心理的な面だけではなく、

日常生活でほんの少し身体の動きを

意識するだけで痛みを

感じにくくすることもできる。

関節が痛いと、身体を動かすのが億劫になり、

その結果、さらに関節が固まり、

痛みを感じやすくなります。

だから、動く習慣をつけたほうがいい。

気軽にはじめられるのは、

一日20分のウォーキングです。

脈が少し上がるくらいの早歩きをすると、

筋肉だけでなく心肺機能も

向上させることができます。

また、ゆっくり立ち上がって、

座ることだけでも効果がある。

図のような動作を行うだけで、

下半身に負荷がかかり、筋力がアップ。

ゆっくり動かすことで、

成長ホルモンの分泌が促され、

筋や骨も強化される。

日常生活に、

この『ゆっくり動作』を取り入れることで、

痛みに対する耐性ができるのだ。

関節の痛みはおそらくなくならない。

そう開き直って生きることが、

痛みを遠ざけるコツだ。

（「週刊現代」2022年12月24日号より）

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