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「内臓にもサイクルがある」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

薬剤の効き目が出る時間を逆算すべきなのは、

睡眠薬でも同じだ。

本来なら就寝前に飲む睡眠薬を、

効きが弱いからといって、

一度起きてしまった明け方にもう1度飲んではいけません。

 

入眠できても起床困難から体内時計をさらに乱すことになり、

ふらつきの症状が出ることもあります。

病気の中には不調の原因となる炎症性物質が

分泌されることで症状が出てくるものがある。

 

関節リウマチの症状を

引き起こす炎症性サイトカインは、

深夜から明け方にかけて分泌が活発化する。

この時間帯に効果を出したいのであれば、

 

ジクロフェナクナトリウムに代表される治療薬を

夕食後から就寝前にかけて使用するといいでしょう。

朝方に使用した場合と比べ、

炎症性サイトカインの働きを抑える効果が

高くなることが確認されています。

 

同じように、夜に原因物質が分泌されることを

抑えたいのが消化器系の疾患だ。

胃酸の分泌は、

夜中に増える傾向があります。

 

胃酸が増え過ぎると消化性潰瘍の原因にもなるため

『消化性潰瘍は夜つくられる』の言葉があるほどです。

胃酸の分泌を抑えるH₂受容体枯抗薬は夕食後など、

夜間に使用することが理にかなった使用方法です。

 

悪玉コレステロールが増える脂質異常症も、

同様に適切な時間での使用で

原因物質の分泌を抑えることも可能だ。

肝臓によるコレステロール合成は、

夜間にピークを迎えます。

 

効き目を強めるために、

フルバスタチンやシンパスタチンといった薬剤は

夕食後に使用することで効果を高めます。

ここまで紹介したように、

 

症状の出る時間と臓器の

動くサイクルを考慮することで、

薬剤の効果を最大限高めることが可能になる。

どの時間帯にどんな症状が出やすいかを記している。

 

図を参考に、薬の使用時間について

考えてみるのはどうだろう。

深夜や早朝に症状が

出やすい病気を患っているからといって、

 

夜中や早朝に起きて薬を

使用する必要はありません。

現在は時間遅れ製剤という技術も発達しています。

薬をコーティングする技術が高まったため、

 

飲んだ後しばらくしてから効果が出るよう

コントロールされているものもあるのです。

薬を選ぶ際は

気にしてみてはどうでしょうか。

 

薬を使ってはいけない時間を避けた上で、

最大限効果の出る時間を狙い使用する。

時間薬理学こそが、

健康維持の切り札になるかもしれない。

 

(「週刊現代」2022年12月03日号より)

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