「太っている人、透析している人」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
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総和治療院
茨城県古河市関戸1289-5
0280-98-5006 ※完全予約制
おはようございます!
さらにこの調査からは、
コロナの『持病』との関係も詳らかになった。
まず、もっとも重症化リスクの高い持病だったのが、
腎不全などの『腎機能障害』だ。
この持病のある人の25.5%(47人中12人)が
コロナ感染後に重症化している。
腎不全の患者は、普段から人工透析を受けている。
ただでさえ免疫力が
低下している状態でコロナにかかると、
一気に重篤化するというわけだ。
腎臓というのは、
細かい血管の塊が密集している臓器。
機能を維持するために、
それだけ多くの酸素を必要としています。
ところがコロナに感染すると免疫機能が暴走し、
そもそもの機能低下とあいまって
血栓が発生しやすくなってしまう。
その結果、腎臓への血流量が足りなくなり、
最悪の場合は死にすら至る
『急性腎障害』が起きてしまうのです。
さらに腎臓病の中には、
『IgA』と呼ばれるたんぱく質が腎臓に
沈着し機能低ドする『IgA腎症』という病がある。
通常、この治療の際には免疫抑制薬が使われるが、
そのせいで患者の免疫力は落ちてしまう。
こでコロナに感染すると、
腎機能が完全にストップしてしまう。
ちなみに、免疫抑制薬として
広く知られているステロイドについても、
『COVID-19に関するレジストリ研究』が
言及している。
人院する1ヵ月前までにステロイドを
服用していた患者は、
なんと53.3%もの確率でコロナ感染後に
重症化しているというのだ。
腎機能障害に次いで2番目に重症化しやすいのが、
肺気腫や間質性肺炎に代表される「慢性肺疾患」。
この持病を持っている23.5%(140人中33人)の患者が
コロナ感染後に重症化している。
そもそも肺気腫とは、
肺や気管支に慢性的に炎症が起きることで、
肺胞(肺の中を通る気管支の末端にある袋状の組織)が
破壊される病気です。
この持病がある人は肺の機能が
著しく低下した状態がずっと続いている。
常にギリギリの状態で酸素を取り込み、
やり繰りしているんです。
肺気腫の人は風邪を引いただけでも
重症化する可能性がある。
そこにコロナが重なると血液と
酸素の循環作用が崩れてしまい、
深刻な病状に追い込まれます。
持病の中で3番目に重症化率が高かったのは、
肝硬変や肝炎をはじめとする肝機能障害。
この病にかかると、
22.7%(88人中20人)の確率で重症化していた。
肝臓には、食物から吸収したアミノ酸を
たんぱく質に変える『工場』としての役割がある。
肝臓病の人がコロナに感染すると、
体に必要なたんぱく質が作られなくなってしまう。
その結果、体力が低下し、
さらに重症化してしまうのだ。
コロナにかかると危険な持病で
4位につけたのが糖尿病。
厚労省によると、
いまや糖尿病の患者数は約1000万人。
まさに『国民病』と呼べる病だ。
そんな糖尿病も、重大な重症化因子となる。
ビッグデータ研究でも、
糖尿病患者562人のうち121人=21.5%もの人が
感染後に重症化したと指摘されている。
日本内科学会による最新調査でも、
糖尿病を患っているだけで
コロナ感染者の重症化リスクは
6.6倍に跳ね上がるという発表があります。
当院でも独白に糖尿病の持病が
あるコロナ感染者の重症度を調べましたが、
糖尿病でない人に比べ、
人工呼吸器を取り付けるまで悪化する人の
リスクは10.35倍も高かったのです。
糖尿病患者は、
非常にウイルスの影響を受けやすい。
ごく軽い段階の糖尿病でも、
コロナに感染しICUへと運ばれたケースが
しばしば認められます。
(「週刊現代」2021年01月30日・2月06日号より)
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