「なぜ肺より心臓か」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
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総和治療院
茨城県古河市関戸1289-5
0280-98-5006 ※完全予約制
おはようございます!
コロナは肺の病気であるにもかかわらず、
なんと、心臓や脳の血管の持病が
ある人のほうが命を落としやすいというデータが出たのだ。
いったいなぜなのか。
東邦大学医学部名誉教授が答える。
新型コロナ感染症は、
単なる上気道炎や肺炎ではないからです。
コロナの正体は、
毛細血管を含む全身の血管に障害を
引き起こす「血管病」なのです。
最新の研究によれば、
新型コロナは肺から血管に侵入し、
血管の内側の細胞(内皮細胞)を
攻撃することが判明している。
内皮細胞は血が固まるのを防ぐ役割を果たしている。
そのため、コロナによって破壊されると、
血管中に血液の塊ができ始めてしまう。
これが「血栓」だ。
そこに追い打ちをかけるように、
コロナによって「サイトカインストーム」という現象が引き起こされる。
免疫細胞はウイルスを攻撃する際に
「サイトカイン」と呼ばれるたんぱく質を分泌する。
このサイトカインには他の免疫細胞を
活性化する効果があるが、
過剰に生産されると免疫細胞が暴走し、
正常な細胞まで破壊してしまう。
サイトカインは血流に乗って他の臓器にも移動し、
全身で血液凝固作用を高める。
毛細血管から大動脈などの太い血管まで、
身体中のあちこちで血栓ができていくことになるのだ。
東北大学加齢医学研究所教授が厚労省の研究班や
日本血栓止血学会・動脈硬化学会の合同チームの
メンバーとして行った調査でも、
コロナが血栓を作ることが裏付けられている 。
全国399の病院にアンケートをして、
約6000人分の患者データを解析した。
結果、60人に1人に当たる105人が
血栓症を発症していました。
人工呼吸器や人工心肺装置ECMO(エクモ)で
治療中の重症患者に絞れば、
なんと約13.2%が血栓症でした。
では、血栓ができると何が起きるのか。
大阪大学人間科学研究科未来共創センター招へい教授が語る。
足の血管で血栓が詰まれば、
赤く腫れる程度の症状で済みます。
しかし、脳の血管が詰まれば脳梗塞、
心臓の血管が詰まれば心筋梗塞が発生することになります。
心疾患や脳血管障害の治療中の人は、
血栓ができやすくなっているので注意が必要だ。
また、過去に心筋梗塞や脳梗塞を
起こしたことがある人も、
血管が傷んでいることに変わりはない。
血栓ができやすく、
血管も詰まりやすいため、
コロナの死亡リスクが高い。
コロナにかかると危険な持病4位につけたのは
、慢性肺疾患だ。
ウイルスはまず上気道(鼻・口・咽頭)で増殖し、
血管に侵入して下気道(気管・気管支・肺)へと攻め込む。
そのため喘息の人は重症化リスクが
1.5倍になるというデータもある。
だが、より深刻なのは肺気腫だと語る。
肺気腫の人は、コロナの死亡率が
3倍近くに上がるというデータもあります。
吸い込んだ空気を取り込む組織である
肺胞が破壊されているため、
肺炎に罹ると必要最小限の酸素も
取り込めなくなるためです。
(「週刊現代」2021年01月23日号より)
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