「「むせる」というのは、窒息死、回避の最後のチャンス」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

のど力は回復できる　　　　

「むせる」背景には、飲み込む力が衰えていることが隠れている。

だが実は、むせているうちはまだ、異物を追い出せる見込みがある。

むせ込むのは、誤って気管に入りかけた異物を、吐き出そうとする自己防衛反応です。

「むせる」というのは、窒息で死ぬことを回避する、最後のチャンスでもある。

大切なのは、むせるのを放置せず、のどをトレーニングすること。

では、どうすれば、のどを鍛えて、窒息死という末路を回避できるか。

医師の話。飲み込む力を改善するためには、人と喋ったり、

カラオケをして、のどの筋肉をしっかり使うことが有効でしょう。

以前、むせ込みが酷いと訴えている患者さんに、一日30分音読をしてもらいました。

その日課を1週間続けてもらうと、むせ込みがすっかり治ったのです。

喋るだけでなく、食べることも、のどにとっていい運動となる。

誤嚥しないようにと、柔らかいものばかりを食べていると、かえって、あごの力が弱くなる。

すると、嘸下機能はますます衰えていきます。歯ごたえのあるものであっても、

いつもの倍以上しっかりと噛めば、のどに詰まらせるリスクも低くなるし、のどの力も強くなる。

また、窒息を防ぐのに重要なのが、のど仏。

食べ物をゴクンと飲み込むときに、しっかりと上に動いていないなら、

のどのなかにある喉頭蓋が、きちんと働いていない証だ。

また、男性でのど仏がわかりやすいなら、その位置に注目。

首の半分より下にあるようなら、飲み込む力が衰えているサインである。

のど仏を動かす筋肉を鍛えるため、次の２つの運動を5～10回くり返すことを勧めている。

　(1)　嚥下おでこ体操

①へそを覗き込むように下を向く②手のひらの付け根でおでこを上に押す

③首に力が入った状態を5秒間キープ

(2)　あご持ち上げ体操

①下を向いて力いっぱいあごを引く②下あごに両親指を当てて押し返す

③のど仏がグッと上がった状態で5秒キープ

あまり知られていませんが、飲み込む力はいくつになっても、復活させることができます。

のどか詰まって窒息死するのは、死ぬよりつらい非業の最期が待っている。

70～80代になってからでも決して遅くはない。

恐怖に怯えながら日々を過ごすくらいなら、のどを鍛えてみる価値は充分にある。

（「週刊現代」2020年4月4日号より）

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