「二次的な健康効果も」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

朝食前の舌そうじを終えた後には、

さらに30秒ほど使って舌の筋トレを

していただくとなお良いと思います。

舌の筋肉が衰え、

誤嚥の回数が増えることも、

誤嚥性肺炎につながるからです。

若い人など筋肉が衰えていない人は、

咀嚼する際に舌の中央部分が凹み、

『谷』となったその中央部分に

食べ物が自然と集まってきます。

ところか舌の筋肉が衰えた高齢者は、

中央部分が凹まず、

逆に盛り上がってしまい『山』となる。

すると、咀嚼物が舌の左右に

ポロポロと転げ落ちてしまい、

上手に飲み込むことができず、

誤嚥を招いてしまうのです。

具体的な筋トレ法としては、

タンクリーナーの裏側、

あるいはスプーンなどを舌の

中央部分にグッと押し当てる。

すると、自然と舌が反発して

押し戻そうとするので舌の筋肉が鍛えられます。

グッと押し付けて離すこれを1回10秒かけて行い、

3回繰り返してください。

さて最後に、舌そうじには

誤嚥性肺炎の予防以外にも、

二次的な健康効果があることを

付言しておきたいと思います。

舌をキレイに保つことで、当然、

味覚が研ぎ澄まされます。

すると、薄い味付けでも

美味しく感じられるようになり、

塩分の取り過ぎや糖質過多が防げる。

高血圧や糖尿病予防に有効というわけです。

また、味覚が鋭敏になると、

ナチュラルな味付けを好むようになることから、

”強引”な昧付けなどに利用される

食品添加物を自ずと忌避するようにもなります。

食品添加物の中には発がん性が

指摘されているものもあるため、

そうした面でも健康効果が得られるでしょう。

さらに、施設入居者であれば、

舌そうじによって口臭が減ることで介護職員の

モチベーション維持にもつながります。

介護は持続可能性が重要である上に、

人間同士が行うものですから『やる気』も重要です。

職員さんが気持ちよく働ける環境作りも、

入居者の健康には大きく寄与するはずです。

そして誤嚥性肺炎そのものも減るのですから、

職員のモチベーションに好循環が

生まれていくことでしょう。

これまで口腔ケアというと主に

『虫歯対策』が重視されてきました。

コロナ禍でマスク生活を強いられ、

より口腔環境の重要性が注目を集めていますが、

口の中には歯以外にも、

健康維持に大きく関与している舌が存在します。

歯よりも軽視されてきた感がありますが、

コロナ禍を機にさらに舌に目を

向けてもらえればと思います。

とりわけ誤嚥性肺炎のリスクを

抱えている高齢者にとっては、

『舌が命』なのですから。

（「週刊新潮」2022年07月14日号より）

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