「学校に行きたくない」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
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総和治療院
茨城県古河市関戸1289-5
0280-98-5006 ※完全予約制
おはようございます!
そんな環境下、学校でいまなにが起きているのか。
横浜市の中学校教員は、
一人でも感染者が出たら学校全体を休校にせざるをえず、
保護者からは”感染症対策をしっかりしていなかったからだ”と非難される。
学校の管理職はそれを気にしています。
ですから、運動会や合唱コンクールのような大きな行事はすべて中止。
授業は遅れているので勉強はそれなりに大変で、
それなのに楽しい行事はことごとくなくなり、
生徒にとって学校へ来る張り合いがなくなっています。
部活も時間か短縮されたり、
接触するような練習は避けたりしていますからね。
と語ったうえで、こんな例も挙げる。
生徒会の選挙があるんですが、
投票用紙の回収が問題になりまして。
投票用紙から感染したら困りますが、
紙は消毒できず、どうすればいいかと。
結局、選挙管理委員会の生徒がゴム手袋をするということで、
校長の許可が下りましたが、こういうことは、
かえって子どもたちの不安をかき立ててしまうと思うんです。
新型コロナ禍の学校へ聞き取り調査を続ける、
桃山学院教育大学人間教育学部の教授の話からは、
子どもたちか置かれた現場の状況が、生々しく伝わる。
近畿圏の小中学校に聞き取りをしていて、
私の体感では、
不登校の子が1.5倍くらいに増えている感じです。
コロナが怖いという敏感な子もいるし、
仕事がリモートになった家族が家にいるのに、
”なんで自分は学校に行かなきやいけないの”という子もいる。
もともと繊細な子は、休校期間中に新学年を迎え、
先生や友だちが替わると”人と会うのが怖い”ということもあるそうです。
不登校の増加について、新潟大学医学部小児科の教授に、
補って説明してもらうと、私の外来でも見られるようになってきたのは、
休校や分散登校などで学校に行かない期問が
増えたことによる体調不良です。
学校に行きたくないという下地をもつ子どもは、
コロナ禍で学校がさまざまに変化したことに、
行かなくていい理由を見つけてしまったんです。
子どもなりに漠然とした不安も強くもっていると思う。
結果、頭が痛い、調子が悪いと訴える子が増えているという印象です。
傍証も得られたところで、教授の話に戻ると、
大人から神経質に指導されるストレスは大きいと思います。
たとえば、マスクをあごに下ろしている子がいると、
それを見た子が家で”○○はマスクをしていない”と伝える。
すると保護者から学校に、指導してほしいと連絡がきたりします。
夏休み明けに詩の授業をした先生が言うには、
手を洗わないで叱られた、など例年より暗い内容の詩を書く子が多く、
ウイルスや死を連想する言葉を使う子も多かったそうです。
子どもたちの間で分断も起きているようだ。
いまは1日1回しか外で遊べないので、
廊下や教室の後ろでくっついて遊んでいると、
それを見て”来ないでほしい”と思う子と
気にしない子との間で、ぎくしゃくしてしまう。
以前と同様にふざけている子に対し、
嫌な気持ちになる子がいるのです。
外で遊べず行事もなく、一致団結という経験もできないことが、
校内でのトラブル増加につながっていると思います。
むろん、分断は学力の面でも起きており、
以前は早くできた子が、
ほかの子の学習を助けることもできましたが、
いまは子ども同士が近づいたらいけないので、それもできない。
低学力の子はどんどん置いてけぼりです。
パソコンやタブレットも、勉強に意欲的な子にはいいですが、
そうでない子は親のサポートがないかぎり、
端末でゲームをしてしまう。その点でも、
学力差がかなり開いてしまったようです。
(「週刊新潮」2020年09月24日号より)
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