「間違えると大変！　薬の飲み合わせ」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

日常的に何らかの薬にお世話になっている人は少なくない。

複数の薬を服用すれば、

それだけ健康になるかと思いがちだが、

必ずしもそうとは限らない。

誤った『薬の飲み合わせ』が、

深刻な事態を招くことがあると専門医が指摘する。

寒くなると、背中がゾクゾクして

風邪気味といった症状に見舞われやすい。

市販の風邪薬を服用して事なきを得る、

あるいは、元気がないときに漢方薬を

活用して体力を取り戻すことは、

ありがちな話だろう。

体調をよくするために役立つ薬だが、

使い方を間違えると思わぬ

体調不良につながることがある。

たとえば、漢方薬に含まれる『甘草（カンゾウ)』は、

風邪や食欲不振で元気のないときなどに活用され

一般用医薬品にもよく含まれる成分だが、

血圧を上昇させる作用があるのをご存じだろうか。

国内には約4300万人の高血圧患者がいると推計され、

血圧コントロールが不十分な人も多い。

血圧が高い状態で、甘草を長期的に服用すると、

さらなる血圧上昇を招くことがあるので注意が必要だ。

持病があって薬局やドラッグストアなどの

医薬品を活用するときには、

薬剤師に相談するのが基本です。

しかし、一般の方にそのことが浸透しておらず、

『ついうっかり』の飲み合わせで

健康被害につながることがあるのです。

と、東京都薬剤師会の副会長は警鐘を鳴らす。

薬剤師は、病院で処方される医療用の薬や一般用医薬品、

健康食品などの飲み合わせに精通しています。

しかし、患者さんにお薬手帳や

かかりつけ薬剤師を活用していただかないと、

薬などの飲み合わせを薬剤師が正確に把握するのは難しいのです。

ぜひお薬手帳などを活用していただきたいと思います。

別の医療機関で飲み合わせの悪い薬を処方される病院で血圧を

下げる薬を処方されている人は多い（厚生労働省2019年『国民健康・栄養調査』）。

薬局で『お薬手帳』を渡されて活用していても、

常に持ち歩いているとは限らない。

たまたま腰を痛めて整形外科を受診したときに、

ついうっかり『お薬手帳』を忘れたとしよう。

しかも、整形外科医にも薬局にも、持病の血圧の話をしない。

すると、血圧を下げる薬とは飲み合わせの悪い

鎮痛剤と胃薬を処方されることがあるのだ。

腰痛は軽減されても、血圧が下がりにくくなったり、

腎臓に負担がかかったりすることがある。

患者さんから服用している薬の情報を得られない場合、

医師は、そのときの診断結果に合わせた薬の処方を行い、

薬剤師も具体的な確認ができないまま

調剤せざるを得ないことがあります。

本人も薬の重複や相互作用に気づかないまま服用し、

薬の効果が弱まる、逆に、薬が効きすぎる、

副作用による体調不良を

起こすなどのリスクもあるのです。

たとえば、血圧を下げる利尿剤と

糖尿病薬のＳＧＬＴ2阻害薬を併用すると、

利尿効果が強まって脱水症状になることや、

血圧が下がりすぎることがある。

成分にもよるが、睡眠薬と抗菌薬の

組み合わせでは強い眠気に襲われるなど、

薬の悪い飲み合わせは多い。

通院する診療科の数が増えると、

当然のことながら薬の種類や量が増えやすく、

薬の悪い飲み合わせも起こりやすくなる。

複数の医療機関を受診するときには、

必ずお薬手帳を1冊にまとめてください。

また、電子版のお薬手帳アプリも

普及しているのでうまく利用するとよいと思います。

健康食品との飲み合わせで意識喪失

（「サンデー毎日」2024年12月15・27日号より）

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