「医者が教えない本当の「基準値」」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
『血圧は130を超えたら
降圧剤を飲まなくてはいけない』
『BMIは22以上だと生活習慣病になりやすい』
『腎機能は尿酸値だけに注意していればいい』
健診結果の基準値は、
研究が進んだことや
生活様式の変化にともない、
時代とともに移り変わる。
いつまでも、こうしたひと昔前の
常識に囚われていると、
かえって病気を見落とすこともある。
そうはいっても、
世間では基準について
さまざまな情報が飛びかい、
どれを信用していいか
困っている人も多いだろう。
とりわけ血圧は’14年に、
日本人間ドック学会が、
『130以上が高血圧』という一般的な
基準と異なる『147以上で高血圧』との
基準を発表し、大きな混乱を生んだ。
さらに’19年には、日本高血圧学会が、
120~129で正常高血圧、
130~139で高値血圧、
140以上で高血圧という新たな分類を発表したが、
細かくてわかりにくい。
結局、どう考えればいいのか。
長浜バイオ大学教授が解説する。
加齢とともに血圧が上がるのは自然な現象です。
上が140前後でも元気な
高齢者は大勢いますし、
年齢に応じた基準値を設けたほうが、
現実的だと思います。
むしろ薬で無理して下げようとして、
低血圧になるほうが危険です。
高齢者では、ふらついて
転倒するリスクが下がりますし、
それで骨折でもしたら、
寝たきりになるかもしれません。
また、最近の研究では老年期になると、
低血圧のほうが認知症のリスクを
高めるらしいことがわかってきています。
前章でも触れた通り、
肝機能の基準値も大きく変わっている。
長らく指標となっていたγ-GTPは、
男性で50、女性で30を超えると
肝臓病のリスクがあるとされてきた。
ところがγーGTPは
検査に飲酒を控えれば簡単に下げられてしまう。
また、飲酒以外の要因で上がることもある。
では、新たに指標となったALTの基準値は、
どう考えればいいのだろうか。
ALTが高いというのは、
体感では気づくことが難しいですが、
それだけ肝臓の細胞が
死んでいるということです。
とはいえ、30を少し超えたくらいなら、
生活習慣を見直すことで、
健康な状態に戻せます。
ALTが高い状態が長く続くと、
肝硬変や肝がんになるリスクがあるので、
必ずチェックしておきましょう。
(「週刊現代」2024年04月06・13日号より)
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