「その頻尿や便秘、年齢じゃなくてクスリのせいだった」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

夜中に尿意で目が覚める。

長距離移動や映画館ではトイレが

気になってソワソワしてしまう。

なんだか最近、便秘・下痢が続いている―。

そうしたトラブルの原因は

加齢ではなくクスリにあったのです。

あなたは一日に何回トイレに行くだろうか。

もし、日中8回以上、小用に行くのであれば『頻尿』だ。

そして、睡眠を中断して夜中に

1回以上行く人は『夜間頻尿』に該当する。

日本大学医学部附属板橋病院病院長が解説する。

一般的に、膀胱には尿を300㏄程度溜めることができ、

250㏄くらい溜まるとトイレに行きたくなります。

ところが、一度に出せる尿の量が少ないと、

尿が多く膀胱に残ってしまい頻尿の原因となります。

たとえば、300㏄の膀胱に対し、

残尿が200㏄もあると、

新たに溜められる尿量が100㏄になってしまいます。

人間の体は、およそ1分に1㏄の尿をつくるため、

100分おきにトイレに行きたくなってしまうのです。

これが頻尿のメカニズムメです。

残尿が増えてしまうのは、

加齢によるものもあるが、

クスリが原因になっているケースも多いという。

では具体的にどんなクスリが頻尿を引き起こすのか。

高橋氏は、『なかでも血圧を下げるクスリが

頻尿になりやすい』という。

たとえば高血圧治療薬のループ利尿薬、

ダイアート、ラシックス、ルプラック。

カルシウム拮抗薬のアムロジン、ノルバスク、

アダラートなどが頻尿を引き起こす。

利尿薬は尿から塩分を外に出すクスリなので、

自然と頻尿になります。

カルシウム拮抗薬は血管を

広げて血圧を下げるクスリですが、

こうしたクスリを使って血圧を下げると、

血管拡張作用によりむくみが生じ、

水分が体内に溜まり続けてしまう。

これが夜に排出されるため、

夜間の尿量が増えてしまいます。

そのほか具体的なクスリの

実名は120ページに排尿困難、

便秘、下痢の原因となっている

クスリとともに表でまとめているので、

そちらも併せてご覧いただきたい。

こうした頻尿のトラブルには

どう対処すればいいのか。

まずは医師に相談して、

クスリを変えてみてください。

たとえばカルシウム拮抗薬を止めるだけで、

夜間頻尿が良くなるケースが多く見られます。

また、飲む時間を変えるのも有効です。

もし利尿薬を夕方や

夕食後に飲んでいる場合は、

朝や午後に変えると夜間頻尿が改善されます。

朝の血圧上昇を気にして、

夜に降圧剤を飲むのもいいが、

夜間頻尿の人は

日中に飲むのも手だ。

頻尿と反対に、排尿がうまくいかない

『排尿困難』もクスリが原因で

引き起こされているケースがある。

排尿に時間がかかる、

尿に勢いがない、切れが悪い、

お腹に力を入れないと尿が出ない

といった症状のある人が該当する。

たとえば咳止めは交感神経の作用で

気管支が広がり呼吸が楽になるのですが、

尿道の筋肉が収縮するので、

尿が出にくくなります。

喉の痛みを軽減したり、

鼻水の出を抑えたりする抗アレルギー剤の

抗ヒスタミン薬も同様に尿を

出しにくくしてしまいますので

、注意が必要です。

（「週刊現代」2024年01月27日号より）

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