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「米国は患者と相談が基本」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

英国以外の先進国と比べても、

日本の基準値の問題点が浮き彫りになってくる。

日本では年齢や性別に関係なく同じ基準が適用されるが、

米国で『個人差』が重視されているのとは対照的だ。

 

米国在住の内科医・医師が言う。

米国では加入する医療保険に応じて

プライマリー(かかりつけ医)が決まり、

その医師が患者ごとに必要な予防健診をオーダーします。

 

治療ガイドラインや基準値は日本のように一律ではなく、

政府、学会それぞれが定めています。

それらを参考に医師が患者と

相談のうえで最適な治療を考え、

 

個別対応しています。

米国政府の合同作成委員会が14年に発表した

新基準(JHC8)では140という基準を

年齢によって引き上げ、

 

『60歳以上で150以上』が高血圧とされた。

それだけでなく、60歳未満では

収縮期(上)の基準を定めること自体、

『科学的根拠がない』と指摘しています。

 

年齢や性別、生活習慣などの違いにより、

患者ごとにアプローチが異なるのは

ごく自然なことに思える。

日本で見られる一律の『基準値』の厳格化の背景には、

 

降圧剤を売る製薬業界の影響力も見え隠れする。

精神科医が言う。

十分なエビデンスがないのに

短期間のうちに基準値が下がり、

 

”高血圧患者”が増えていった背景には、

製薬企業と医療界がつくる”医療ムラ”の

癒着構造が指摘されています。

10年前には、製薬企業のノバルティスファーマが

 

降圧薬ディオバンの効果を良く見せるために

研究論文の改ざんまで行ない、

問題になりました。基準値が厳しいほど、

降圧剤が処方される機会は増える。

 

問題は血圧を薬で抑えることで、

自身の体調にリスクが生じる点だ。

医師は『薬で血圧を過度に下げる』ことで起きる問題について、

自身の体験をもとにこう指摘する。

 

私は220あった血圧を一時140まで薬で下げましたが、

頭がフワフワして具合が悪くなりました。

現在は170程度にコントロールし、

元気に過ごしています。

 

健診の基準値にとらわれることにはリスクもある。

では、血圧の数値について、

どう考えればいいのか。

年齢を無視してはいけない。

 

全国70万人の健診結果を用いて

男女別・年齢別に解析したところ、

男性は60代後半なら上が165まで、

70代前半なら170近くまでが

健康な人の『基準範囲』と判明したという。

 

04年の日本総合健診医学会で

発表した研究結果です。

地域的な偏りが生じないような統計的手法に基づき、

いわゆる正常値である『基準範囲』を算出しました。

 

これは、男女差と年齢差を

考慮したものとして日本初です。

そもそも高齢者の血圧が

高くなるのは老化による生理現象。

 

20歳の男性と、80歳の女性を

同じ基準で判断できるわけがない。

健診の数値は男女別・年齢別で

なければ意味がありません。

 

かつての医師のように、

血圧を薬で過度に下げたケースでは

深刻な副作用を生じることも判明したという。

ふらつきによる転倒事故などのリスクが高まるほか、

 

日本人を対象にした降圧剤の試験や

市町村住民を追跡した複数の研究でも、

降圧剤で血圧を20以上下げたグループは、

そうでないグループより脳梗塞発症率や

死亡率が高くなっている。

 

現在、降圧剤を服用中の人は

改めて自身の体調と向き合ってほしい。

不調を感じるなら、迷わずに医師に伝える

『数値』だけで健康は測れないからだ。

 

(「週刊ポスト」2023年12月22号より)

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