「切れた靭帯が復活」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

順天堂医院では、

身体のさまざまな組織を再生させる力を

もつ幹細胞を使った関節症の

治療も行っているが、

こちらは1回60万円の治療を

2回受けなければならず、高額だ。

ＰＲＰが効かない患者にとっては

ひとつの選択肢だが、

やはり効果があるのは5～6割で、

『幹細胞が直接軟骨などを再生させるわけではなく、

特に、すでに軟骨がかなりすりへって

しまっている人には効果が薄い。』という。

ＰＲＰも幹細胞も、あくまで

『関節を劇的によみがえらせる』のではなく

『痛みを和らげて、関節を長持ちさせる』

治療なのだと心得よう。

もうひとつ、都内の病院で積極的に関節の

再生医療に取り組んでいるのが江戸川病院だ。

整形外科を専門とする、院長が語る。

私はテニスが趣味なのですが、

去年の9月にひざ前十字靭帯を切ってしまいました。

ふつう、ひざの靭帯断裂は

手術が必要と言われますが、

仕事が忙しくて手術どころではなく、

藁にもすがる思いで

ＳＧＦ（乳歯歯髄幹細胞培養上清液）注射を

1ヵ月間行ったところ、

また問題なくテニスができるようになったのです。

ＳＧＦとは、子供の抜け落ちた乳歯から

採取した『歯髄幹細胞』を培養し、

上澄みを取り出したものだ。

関節への注射のほか、点滴、点鼻などの方法で投与する。

もとは美容の分野で使われることが多かったが、

整形外科でも高い効果があることがわかっている。

ＳＧＦは慢性的な関節痛だけでなく、

中高年で特にリスクが高くなる

アキレス腱断裂などのケガで、

治りを早めてくれるという。

私のほかにも、前十字靭帯断裂の患者さん3人が、

2ヵ月間のＳＧＦ治療でやはり完治しました。

通常の手術と併用したときも、

治療期間を2～3割短くできる実感があります。

関節痛でも『腫がおさまり、

痛みがひいた』という患者さんが多くいます。

心臓に新しい血管が江戸川病院グループでは

ＳＧＦを内製することで安全性を確保し、費用を抑えている。

1回の投与で約1万円で、

症状に応じて回数は変わるが、

関節痛の場合は月2回の投与が標準的だから、

十分手が届く額だろう。

再生医療一般に言えることですが、

身体の組織はすぐには回復しません。

繰り返し治療を受けることが重要ですから、

比較的安価なＳＧＦは使いやすく、

効果も期待しやすいと思います。

こうした関節痛の治療では、

再生医療といっても

『軟骨や関節を直接再生する』

わけではないことに注意が必要だ。

そのいっぽうで、ほかの分野ではまさに身体を

『再生させる』治療法も近年、

急速に進化を遂げている。

筆頭が、心臓の再生医療だ。

大阪大学医学部では、

世界初の『筋芽細胞シート』を開発・実用化し、

’16年に保険適用となった。

同大心臓血管外科教授が言う。

筋芽細胞シートとは、

患者さん本人の太ももの筋肉を5～10g採取し、

テルモ社の施設で『筋芽細胞』という特殊な

細胞を取り出して培養したものです。

この細胞から作った直径5㎝ほどのシートを5枚、

心臓の表面に移植します。

すると、シートから心臓にさまざまな

タンパク質が浸透して一体化し、

新しい血管を造っていくのです。

急性心筋梗塞の発作に襲われた人の約6割は、

ひとまず生還する。

しかしその後、心臓そのものの血流が

悪くなる『心筋症』を患って、

心臓の機能が衰えることも多い。

そうした心筋症の人の心臓も、

新しく血管を造り血流を増やせれば、

心筋に酸素や栄養が行き届いて元気になるのです。

（「週刊現代」2023年12月02・09日号より）

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