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「基準値の常識が変わった」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

では具体的に、

どこがどんなふうに変わったのか。

まずは誰もが気になる

『基準値』についての考え方である。

 

かっては、血圧といえば

『なにがなんでも下げるべし』と考える医者と、

『高くても気にしなくていい』と

考える医者に二分され、

患者の側も分断されていた。

 

だがいまでは、それらはともに、

極端な見方だったことがわかっている。

鹿児島大学大学院心臓血管・

高血圧内科学教授が言う。

 

’19年に改訂された高血圧治療ガイドラインでは、

年齢や持病の有無に応じて、

目標値を変えることが

勧められるようになりました。

 

血圧の基準も、

●120/かつ80未満→正常血圧

●120~129/かつ80未満→正常高値血圧

●130~139/または80~89→高値血圧

●140/または90以上→高血圧

というふうに分類が細かくなったほか、

 

『糖尿病や脳血管障害などの持病がある

130/80未満が目標値』とする一方で、

『こうした持病があっても、

75歳以上の人は、

 

140/90と高めの数値を

目標値にしてもいい』となっています。

患者さんそれぞれの健康状態や

年齢などの条件を見きわめながら、

 

持病のある高齢者では目標値を

ゆるくしてもよいと言えるでしょう。

現在、アメリカでは一律で

『130/80以上が高血圧』とされるなど、

世界的に血圧の基準値は厳しくなっている。

 

対して日本の基準値は、

意外にも海外より高めの

『140/90』に据え置かれているが、

それにも理由がある。

 

近年の研究の結果、

上の血圧が140を超えると、

脳卒中や心筋梗塞の発生数が

有意に増えることがわかったからです。

 

その一方で、’14年に日本人間ドック学会が

示して論争になった『147/94』という値は、

あくまで『人間ドック受診時に

持病がなく健康な人』の血圧を

調べて導き出した値であって、

 

高齢の人にはあてはまりません。

低血圧でふらつくことがなければ、

やっぱり40代や50代から

なるべく血圧を下げたほうが、

 

血管の病気や認知症になりづらいことも

各国の研究データからわかってきています。

より重要なのは数字に縛られすぎず、

どこまでなら無理なく下げられるのか、

ひとりひとりの患者が医師と一緒に

見つけていくことだと思います。

 

(「女性セブン」2023年09月23日号より)

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