「「痛くなる前にのむ」が頭痛を生む」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
多くの専門家たちが『長期服用で弊害が出やすい』と
声を揃えたのは頭痛や発熱、
生理痛に伴う苦痛を
緩和するための『解熱鎖痛剤』だ。
薬剤師が解説する。
コロナ禍で需要が伸び、
常備薬としてストックしている人が増えた一方、
副作用も多数報告されています。
特に懸念すべきはアスピリン、
イブプロフェン、ロキソプロフェンなど
NSAIDs系(非ステロイド性抗炎症薬)の薬。
胃潰瘍をはじめとした胃腸障害のリスクが
上がることがわかっていますが、
現在市販されている解熱鎮痛剤は
子供の発熱でよく処方されるアセトアミノフェンを除くと、
ほぼNSAIDs系に分類されます。
銀座薬局代表で薬剤師が懸念する副作用は血圧の上昇だ。
NSAIDs系を長期で
服用している人は、
高確率で高血圧になりやすい。
これは薬の作用過程に理由があります。
NSAIDs系の薬は痛みや炎症を
発生・増強させる物質『プロスタグランジン』の
生成を抑えて痛みを和らげる作用がありますが、
このプロスタグランジンには血管を拡張する働きもある。
そのため、生成が抑えられることで血管が拡張しにくく、
血圧か高くなってしまうのです。
実際に、痛み止めをのむのをやめたら
すぐに血圧が下がったという例は少なくありません。
『痛くなる前に飲む』が頭痛を生む
そうした副作用があることを知っていても、
鎮痛剤を手放せないと話す人は少なくない。
埼玉県在住の会社員(仮名・40才)もそのひとりだ。
片頭痛持ちで生理痛も重い私は
1年間で換算したら2日に1回は鎮痛剤の
お世話になっているのではないかと思います。
一度、頭痛があまりにひどくて会社を早退してから
『痛くなったらどうしよう』という不安が生じて、
大事な会議やプレゼンの前には痛くなくても
お守りのような気持ちでのむようになり、
さらに量が増えました。
気持ちは落ち着くけれど、
絶対に体によくないですよね。
実際、薬をのんでいるのに頭痛はどんどんひどくなっていく。
どこかでやめないと、と思っているのですが・・・。
服用のしすぎでかえって頭痛が
ひどくなるケースは珍しくない。
はしぐち脳神経クリニック院長よれば
『薬物乱用頭痛』と呼ばれ、
多くの人が悩む症状だという。
薬物乱用頭痛とは、
頭痛薬の服用が習慣になることで起こる症状です。
多くの鎮痛剤はのむ頻度が月に
10~15日以上になる生活を3か月以上続けていると、
薬物乱用頭痛を起こすといわれています。
頭痛の原因が鎮痛剤という人はかなり多く、
当院にも毎週数名は来院されます。
数多の鎮痛剤の中でも特に
薬物乱用頭痛を引き起こしやすいのは、
鎮痛作用を持つ成分以外も配合された
『複合鎮痛薬』と呼ばれるタイプの薬だ。
無水カフェインやブロムワレリル尿素、
アリルイソプロピルアセチル尿素などが配合された鎮痛薬は、
特に薬物乱用頭痛を引き起こしやすいといわれており、
市販の鎮痛剤の多くが該当するため注意が必要です。
また、処方薬で片頭痛の治療に便われる
トリプタン製剤やエルゴタミン製剤なども
薬物剤乱用頭痛の原因になり得る。
頭痛持ちの人は、
またいつ発作が起きるか
わからないという不安があるため、
痛いときはもちろんのこと、
痛くなくても予防的に薬をのんでしまいがちです。
そんなふうに漫然と
のんでいると痛みに過敏になり、
より症状か悪化してしまううえ、
長期にわたる服用で薬に対する耐性ができれば
効きめが持続する時間も短くなり、
さらに服用量が増えていく。
この”負のスパイラル”に入ってしまえば
抜け出すことは容易ではありません。
(「女性セブン」2023年07月27号より)
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