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「患者も”常識”を疑え」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

さらに、『薬剤師の発言力不足』も

大きな問題です。

調剤薬局では、処方箋を持参した

患者さんのおくすり手帳を見て、

 

薬局の薬剤師が『不的確な処方』であると

判断することがあります。

分かりやすいのは『併用禁忌』。

別の病院で出されている薬との組み合わせを見て、

 

薬剤師が併用禁忌を発見すれば、

処方医に進言して薬を変えてもらうことができます。

ところが、『多剤併用』によるポリファーマシー

(薬物有害事象)の懸念がある時は違います。

 

薬剤師から医者に『大丈夫ですか』と

進言する場面はまず考えられない。

薬剤師の職務上、本来は必要なことです。

薬剤師に指摘されたら、

 

医者の側も『そうですね、

それでは減らしましょう』と

思わなければいけません。

しかし、そうした進言や注意はまず上がってこない。

 

これは医学界において薬剤師より

医者のほうが『権威が上』になってしまっているからです。

これはポリファーマシーを

解決するうえで本当に大きな問題で、

 

薬剤師から遠慮なくものが言える

構造を作らなければいけません。

また、患者さんが複数の医療機関や

診療科をまたいで受診するなかで、

 

前に処方したほかの先生に対する

『忖度』が働くこともあります。

例えば、すでに別の病院で処方されたAという薬を

服用して『症状が改善しない』と訴える患者さんが来た時は、

 

『じゃあBという薬を増やしてみましょう』となる。

『Aをやめましょう』とはならない。

前の先生の処方を『間違いだった』と

結論付けることになるからです。

 

私自身も、同じ病院の先生が

出している薬について

『飲むのをやめて』と正面から

言うことは躊躇してしまいます。

 

では、どうすれば患者さんは無駄な

薬を飲まないようにできるのか。

それには、患者さん自身の意識の

『アップデート』が必要です。

 

健康診断を受けて、医者に『数値が悪い』と

言われたからとすぐに病院を受診し、

薬を処方してもらう、というこれまでの

流れから抜け出すということです。

 

そもそも健康診断の基準値が正しくて、

それによって健康で長生きにつながるなら、

なぜ今、男性と女性の『平均寿命』の

差が広がっているのか、説明がつきません。

 

現在80代の人で、

健康診断を毎年受けて、

血圧が高ければ薬を飲んできた人は

圧倒的に男性が多数です。

 

かって健康診断といえば、

ほとんどが職場健診でしたから。

健診を受ける機会の少なかった女性より、

長年受けてそれに合わせて薬を

飲んできた男性のほうが長生きになって

然るべきなのに、そうなっていない。

 

つまり男女ともに平均寿命が延びたのは、

健診のおかげなどではなく、

栄養状態が改善したからにすぎません。

健診の数値が本当に自分の長生きや

元気につながるのかを立ち止まって考えてみる。

 

少しくらい数値が高いほうが元気で

長生きできる事実をもっと見つめるようにする。

そのように、医療の常識を疑う態度が

必要かもしれない、ということです。

患者さんも情報を得られる今こそ、

本当の健康について考え直す時代になっています。

 

(「週刊ポスト」2022年11月11日号より)

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