水溶性食物繊維」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
こうして、京丹後の長寿の秘密のひとつが
酪酸菌であることがより裏付けられたわけですが、
この酪酸菌は、大腸に良い影響を与える以外にも、
さまざまな素晴らしい力を秘めていることが
最近の研究で明らかになってきています。
まず、酪酸菌は炎症やアレルギー反応を抑える
免疫細胞である『制御性T細胞』の分化を誘導するため、
体内の酪酸菌を増やせば
炎症やアレルギー反応を抑えられます。
次に、酪酸によって代謝が改善されたり、
免疫が向上することも分かっています。
したがって、メタボや糖尿病の予防などにも、
酪酸菌は効果を発揮するのです。
ちなみに、京丹後市の高齢者に最も多かったのは
ロゼブリア菌と呼ばれる酪酸菌ですが、
日本を含む5ヵ国のデータを解析した研究では、
パーキンソン病に罹患した人はそうでない人に
比べてロゼブリア菌が顕著に少なかった。
また、新型コロナ感染症患者は重症度が高いほど
ロゼブリア菌が少ないという研究結果が報告されています。
このように、いろいろな面で私たちの体を
健康にしてくれる力を持った酪酸菌を、
ではどうやって増やせばいいのでしょうか。
酪酸菌はぬか漬けや臭豆腐に含まれていますが、
こうした食材そのものを摂取して
大量に増やすことは難しい。
また、世の中には『酪酸菌サプリ』が溢れていますが、
外から摂り入れるよりも腸内で
酪酸菌を増やすほうか効率的です。
そのためには、食物繊維を多く摂取することです。
なぜなら、先ほど述べたように酪酸菌は
食物繊維をエサにしているからです。
他にも、食物繊維には腸内環境を整える作用があるため、
ぜひとも摂取したいところです。
事実、京丹後の高齢者は80%以上が週に3回以上、
食物繊維が豊富なイモ類を食べていたのに対し、
京都市の高齢者は54%でした。
同じく食物繊維が多く含まれる海藻類の摂取も、
京丹後の66%に対し京都市は44%に過ぎませんでした。
このことからも、酪酸菌のエサとなる食物繊維を
しっかり摂ることが重要であると分かります。
その食物繊維は2種類に大別されます。
ひとつは不溶性食物繊維です。
これは胃腸の水分を吸収してふくらむ
ことによって腸の蠕動運動を活発化させ、
便通を促してくれます。
不溶性食物繊維は、京丹後の高齢者がよく食べている
イモ類の他にキノコ類にも多く含まれています。
もうひとつは水溶性食物繊維で、
果物や根菜類、海藻類に多く含まれており、
これがまさに酪酸菌のエサとなります。
後者の水溶性食物繊維を摂ることで酪酸菌を増やし、
前者の不溶性食物繊維を摂取することで腸の健康を保つ、
このバランスが重要なのです。
このことを前提に、改めて京丹後の
高齢者の食生活を振り返ってみます。
イモ類、海藻類の摂取率についてはすでに触れましたが、
それ以外の特徴で言うと、
玄米をはじめとする全粒穀物を
主食にしている人が多かったことに加え、
やはり水溶性食物繊維が多い
ゴボウなどに代表される根菜類や、
インゲン豆や納豆などの豆類をおかずとして
恒常的に摂取している人も多かった。
さらに注目に値するのは、
京丹後に根付いている、
ある”スーパーフード”の存在です。
それは『板わかめ』。
板わかめは普通のわかめと違い、
湯通ししてから乾燥させるのではなく、
水洗いしただけで天日干しにする。
こうすることでミネラルが多く残るわけですが、
それだけでなく当然、
海藻であるわかめには
水溶性食物繊維も豊富に含まれている。
お惣菜として、この板わかめのだし汁をイモやゴボウ、
豆腐などの食材に染み込ませるように煮て作った
『炊いたん』と呼ばれる煮物を食べることが、
京丹後の家庭ではポピュラーだといいます。
こうしたことからもやはり、
とりわけ水溶性食物繊維の摂取に、
京丹後の長寿の秘密があることが
浮かび上がってきます。
なお、果物ではキウイ、みかん、
バナナ、パイナップル、ぶどうなどに、
食物繊維は多く含まれています。
(「週刊新潮」2022年07月21日号より)
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