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おはようございます!
パーキンソン病に罹患すると、
うつ症状のほか、幻覚や、その幻覚が
もとで事実と異なる確信をする妄想、
不安感、衝動制御障害の症状が出る場合もある。
変調をきたした精神状況が、
ウクライナ侵攻を決断する要因の
一つだったとすれば恐ろしいかぎりだ。
昨年11月の疑惑報道以降、
プーチン氏の健康状態を
よく知る人たちに異様なことが
起きています。
プーチンは13年に離婚し、
身内と言えるのは愛人である
元新体操選手のアリーナ・カバエワだけです。
彼女はそれまで頻繁に
表舞台に現れていましたが、
忽然と姿を消しました。
また20年にわたりプーチン氏の
護衛をしていた男性が銃殺され、
その半年前にも護衛隊の若い隊員が
不審死を遂げています。
もちろん関連性は不明ですが、
プーチン氏の病状はもはや
隠し切れない段階なのかもしれません。
パーキンソン病だった場合、
ロシア最高峰の医療体制で治療を
続けていると思われますが、
進行を遅らせることはできても、
完治することはできません。
今のロシアは、その可能性がある人物が
独裁者として権力を握っている状況です。
強靭な肉体と明晰な頭脳を
持っていたはずのプーチン大統領。
彼が苦しんでいると指摘される
パーキンソン病とは一体
どんなものなのだろうか。
パーキンソン病は1817年に英国の
ジェームズ・パーキンソン医師に
よって報告され、その名がついた。
日本では厚生労働省が難病に指定している。
40歳以下で発症する場合もあるが、
それは患者全体の10%ほどで、
50歳以上で発症しやすい。
日本には15万~20万人の患者がおり、
60歳以上では100人に1人が罹患するとされる。
珍しい病気では決してないのだ。
脳神経内科医で天沼きたがわ内科院長が解説する。
ー言で言えば、脳内物質の
『ドーパミン』が減少する病気です。
ドーパミンが減ると、神経細胞同士の
情報伝達が上手くいかなくなります。
つまり、脳が身体をコントロールできなくなっていく。
また近年の研究で他の神経伝達物質も
減少することが分かりました。
それにより、自律神経障害も起こります。
(「週刊現代」2022年03月12・19日号より)
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