「収束の見通しも」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
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総和治療院
茨城県古河市関戸1289-5
0280-98-5006 ※完全予約制
おはようございます!
報道でご存じの方も多いと思うが、
横浜市立大学の研究グループが、
新型コロナに感染して回復した376人を調査した結果、
大半の人が半年後にも抗体を保有していたのだ。
同大医学部臨床統計学教室、主任教授が説明する。
新型コロナウイルスに感染すると、
多くの種類の抗体が体内にできます。
その一部が再感染の阻止を担う中和抗体です。
われわれは感染して回復した方から6ヵ月後に採血し、
本学で微生物学が専門の教授が開発した抗体検査を用い、
4種類の抗体を測定しました。
その結果、ほとんどの回復者に残っている抗体が同定されました。
さらに特殊な実験室で中和抗体を測定すると、
98%の回復者に残っており、
日本初の大規模データとして認められたのです。
これまでの報道から受ける印象と、だいぶ異なる結果でした。
事実、夏ごろには、抗体は2~3ヵ月で消える、
という報道が目立った。
ただ、イギリスや中国の先行研究も、
論文のデータを見ると”時間の経過とともに
抗体の量や中和抗体の強さは多少減っても、
多くの人が(抗体検査の)陽性であり
続けている可能性”が読み取れました。
だから抗体の量は、
報道されるほどは劇的に減っていないだろう、
と考えていましたが、100%に近い人に抗体や
中和抗体が残っているとまでは、予想しませんでした。
今回の成果は、精度が世界最高クラスの抗体検査技術に
依拠しているところが大きいと思います。
むろん、この調査結果は
収束への見通しに大いに関係するはずだ。
中和抗体を保有しているとウイルスが
細胞に入るのをブロックするので、
保有していない人にくらべ、
再感染の確率は低くなるといえます。
ワクチン開発の臨床試験でも”中和抗体が
保有されているかどうか”は評価項目となります。
一般に、ワクチンで作られる免疫が、
自然感染で獲得した免疫を
大きく上回るとは考えにくく、
もし自然感染による獲得免疫か
2~3ヵ月で消えるようなら、
ワクチンによる免疫もそれ以下になる可能性があった。
自然感染した人の中和抗体が
6ヵ月以上は保持されるとわかって、
ワクチン開発にも期待が持てると思います。
そして、次のように締めくくるのだ。
新型コロナのような新興感染症では、
得られる情報が限定的であるため、
SNSやネットメディアの発達と相まって、
悪い情報か一気に広まりやすい。
その点、データをていねいに取って客観的な議論を重ね、
多くの人が思っていたことと異なる結果を出せたことには、
意味があると思います。
また、予防のためのワクチン開発と、
感染した場合の治療薬開発を両輪で推し進めれば、
収束への見通しも立ってくると思います。
日本人を対象にした調査だったが、主任教授の見解では、
イギリスや中国のデータとくらべてもさほど矛盾がないという。
(「週刊新潮」2020年12月17日より)
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