「スペインかぜの第2波は「遥かに猛烈」」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
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総和治療院
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おはようございます!
この夏にやって来る可能性のある第2波は、
どんなものになるだろうか。
参考になるのが新型コロナと同じRNAウイルスで、
いまから100年前に流行したスペインかぜだ。
1918~1920年にかけて世界規模で流行したスペインかぜでは、
当時の世界人口の約3分の1にあたる5億人が感染し、
2000万人から4500万人が死亡した。
当時の内務省衛生局が記した報告書『流行性感冒』などによると、
日本をスペインかぜの第1波が襲ったのは1918年8月で、
翌年7月までに2116万人が感染して25万人が命を失った。
より深刻な影響が出たのは、
第1波の10分の1でしたが、
死亡率は1.2%から5.3%と4倍以上に跳ね上がりました。
あまりの被害に『大流行性感冒』は
第2波について「遥に猛烈」と書き残した。
死者数を激増させたのがウイルスの変質だ。
アラスカの土中から掘り起こした
第2波の犠牲者の遺体からウイルスを復元した結果、
ウイルスが変異して凶暴性が増していたことがわかりました。
国によっては、第1波の10倍の致死率に達したところもあります。
’57年に世界中に感染が拡大したアジアインフルエンザも、
第1波より第2波の方が大きな被害をもたらしたことが知られる。
’09年の新型インフルエンザ流行時のアメリカでは、
第2波のピークで、第1波のピークの2倍を上回る新規感染者が発生した。
歴史を振り返ると、むしろ怖いのは第1波よりも第2波です。
新型コロナも国内で変異、凶暴化し、
死者が増える可能性は充分あり得ます。
現代は、ヒト、モノ、カネが行き交うグローバル時代。
新型コロナの感染が拡大すると、
各国は渡航制限やロックダウンを行った。
だが、現在は第1波の収束に伴い、
経済活動のために各国で制限の緩和が進む。
夏場の観光客を見込むイタリアは、
6月3日から欧州各国の入国制限を解除。
ドイツなど多くの国は15日から欧州各国の対象の制限を解除している。
日本はタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4か国と人の往来再開の交渉を開始。
日本からEU各国への入国も7月上旬以降、
徐々に認められる見通しだ。
海外から日本への入国に際し、
政府はPCR検査の義務化や2週間の行動計画の提出を
求めるといった処世を講ずる方針とされる。
しかし、PCR検査は完璧ではなく、
陽性者の見逃しが一定の割合で発生します。
しかも、変異したウイルスまでちゃんと
検出しているかわからないという話もある。
厚労省が感染歴を調べる抗体検査を行った結果、
東京での抗体保有率は0.1%でした。
このことから多くの人が新型コロナの抗体を
保持していないことかわかった。
海外との往来が増える7月上旬以降、
第2波が再上陸したら、さらなる被害の拡大が懸念されます。
水谷さんは、「今後、人の移動が再開したら、
国ごとの感染者数に注意が必要」と指摘する。
ウイルスが変異して強毒化するか、
弱毒化するかは完全にランダムであり運次第ですが、
感染者数が多いほどウイルスをコピーする機会が増えるため、
変異株が生まれやすくなります。
現在のアメリカやブラジルのように、
感染者の増加が止まらない国ほど強毒株が現れやすいし、
弱毒株も現れやすい。
この先は「南半球」の国に気をつけたい。
一般的なウイルスのように新型コロナも
湿度や温度で感染力や生存期間が変わると仮定すると、
これから冬になるオーストラリアなど南半球の方が
感染流行とそれに伴う変異が起きやすいと考えられます。
今後は南半球の国の動向に注意すべきです。
未知なる新型コロナの脅威は過ぎ去っていない。
この夏、2度目の緊急事態宣言が
出されることになるかもしれない。
(「女性セブン」2020年7月2日号より)
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