「肺の病気がいちばん怖い」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
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総和治療院
茨城県古河市関戸1289-5
0280-98-5006 ※完全予約制
おはようございます!
コロナ禍で改めて分かった。
本人も医者も気づかない。
厚生労働省が’19年に公表した「’18年人口動態統計月報年計」によれば、
いま、日本では年問約9万5000人もの人が肺炎で亡くなっている。
しかも、その97.8%を65歳以上が占めている。
コロナ禍の影響で、改めて肺炎が「死にいたる病」として注目されている。
肺に侵人したウイルスを排除しようとした免疫が作用し、
肺に炎症が起き、激しいせき込みなどが生じるのだ。
実際、コロナのようなウイルスが原因となる肺炎は恐ろしい。
だが、現実にはより多くの患者が細菌感染による肺炎や、
慢性的な肺の衰えによる疾患で命を落としている。
確実なのは、肺の病によって命を落とす人の大半が高齢者だということ。
なぜだろうか。大きな理由の一つは、
高齢者の肺炎は傍から見て、発症しているとわかりにくく、
本人も家族も気づかない、ましてや医者も見逃してしまうことにある。
洛和会丸太町病院救急・総合診療科部長は、
「まさに、つい先日診た高齢の患者さんが、そうしたパターンでした」と振り返る。
その方は2週間ほど微熱が続き、
ごはんもほとんど手をつけない状態だったそうです。
風邪にしては長いし、体調が悪化しているから、
何かの病気かもしれないと思って、近くの病院を訪れた。
その時点では本人やご家族は肺炎だとは思っていなかったでしょう。
さらに高齢者の肺炎の難しいところは、
レントゲンを撮ってもわかりにくいことにあります。
若い人のように、肺がもともときれいではないので、
よほどレントゲン写真を見慣れている先生でない限り、
肺炎とは診断できないことも多いのです。
その患者はいくつかのクリニックを回ったが、
病気を特定できなかった。
そこで総合診療医の私のところへ来た。
調べてみたら、肺炎を起こしていることがわかりました。
茅ヶ崎市の加藤医院に勤める呼吸器内科医もこう語る。
定期的に外来に来ていた90代男性の患者さんの話です。
もともとCOPD(幔性閉塞性肺疾思)を患っていた方で、
少し認知症もあった。
診察に同行していた奥様は、
「主人はいつもと変わりません』と言っていたのですが、
患者さんご本人を見てみると、足取りが遅く、
なんだかいつもより元気がない。
それで奥様に、何か変化はないか、念押しで聞いてみると、
『そういえば、最近疲れやすいみた いで、
夜になると少し咳が出ています』と。
検査してみると、重度の肺炎を起こしていることが判明したのです。
(「週刊現代」2020年6月6日号より)
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