「「花粉症」で気管が詰まる、息ができない」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

もう30年来、春先になると目はショボショボ。

鼻水はタラタラ、ひどいときは鼻にティッシュを詰めて

その上からマスクをしないと、どうしようもなくなります。

高齢になると花粉症は治ると聞いたのですが、その気配は一向にありません。

こう語るのは岡田幹雄さん（68歳、仮名）。

一般に人は年をとると花粉症などのアレルギーは軽くなる。

アレルギー反応とは、花粉などの異物が体内に入ってきたときに

身体の免疫が過剰に作用して炎症を起こすために生じる。

加齢とともに免疫システムも弱体化するので、

花粉などの異物に対しても過剰な反応を起こしにくくなり、

アレルギー症状も治まってくる。

だが、なかには岡田さんのように年をとっても花粉症が治らない人もいる。

それはまだまだ若いという証拠でもあるが、

悩みの種が消えないという意味では、

手放しで喜べる話ではない花粉症が深刻化すると、

目や鼻のみならず、気管支までアレルギーが拡大し、ぜん息になる人も多い。

とくに低気圧が近づいてくると、明け方に息苦しくて日覚めることがよくあります。

息をするとヒューヒューいう笛のような音がして、どれだけ吸っても苦しさが治まらない。

すごく細いストローを使って息をしろと言われるようなつらさがあります。

そうなると気管支拡張のステロイド剤を吸入して急場をしのぐしかない。

しかし、外出先などで急な発作に見舞われたらたいへんです。

だからいつも財布の中には、緊急用のシールタイプの気管支拡張剤を忍ばせています。

たかが花粉症で命まで落とすわけがない。

そう考える人は多いだろうが、アレルギーをバカにしてはいけない。

横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニックの理事長が警告する。

年をとってもアレルギー症状が悪化する場合はあります。

しかも、もともと持病があったり、

呼吸の機能か低下していたりする高齢者にアレルギー反応が起きるわけですから、重症化しやすい。

若い元気な人だったらすぐに回復できても、

高齢者はぜん息が悪化して突然死するということもありえます。

自分はスギ花粉のアレルギーがないからと言って、安心してはいけない。

アレルギー反応を引き起こす物質は他にもさまざまあり、

白分が気付いていないだけで、突如症状が悪化する場合もあるからだ。

スギ花粉の他にも、ヒノキやブタクサ、犬や猫などの動物、

ハウスダストなどのアレルギーがあります。

これらのアレルギーが出ているときに風邪などでウィルスに感染すると、

いつも以上に気管が収縮して息苦しさが増すこともあります。

サバやエビ、ソバなどの食物アレルギーも、深刻な症状が出ると窒息に至る。

食物アレルギーでとりわけ恐ろしいのは、

喉頭浮腫といって喉の奥が腫れて空気の通り道がふさがれてしまう症状。

いまのところは蕁麻疹が出るくらいで済んでいても、

突然、重症化する恐れがあるので、疑わしい食物は避けるほうかいい。

花粉症で鼻水が止まらないのもつらいが、気管が詰まったらあの世行き。

空気清浄機やアレルギー薬を駆使して、つらい季節を乗り切りたい。

（「週刊現代」2020年4月4日号より）

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