「腸は身体の『門番』の役割を担っています」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

 橋本さんは、抗がん剤治療を始めているが、

死を見据えて、緩和ケアに移行しようかと考えているという。

日本では、実に1700万人以上が便秘に悩んでいる。

20～50代では女性のほうが圧倒的に多いが、60代になると、

男性が急増して女性とほぼ同数になり、

70代以上となると、女性よりも男性のほうが多くなる。

身近な症状であるだけに、

「出ないのはいつものことだから」と軽く考えがちだが、

その油断が命取りになる。

便秘には、がんを始めとした死に直結する大病が潜んでいるのだ。

便秘から見つかるがんのなかでもとりわけ多いのが、

冒頭の橋本さんも襲われた大腸がんだ。

大腸がんは、自覚症状が乏しいことで悪名高いが、

最初に現れる症状が便秘というケースは多い。

直腸と呼ばれる肛門に近い部分にがんができて、

腫瘍が便の通り道を狭くするために、便が出にくくなるのだ。

直腸にがんができている場合、残便感を覚える人もいます。

実際はがんなのに、がんと残便の区別がつかずに、

『便が出きっていない』と感じてしまうのです。

便秘は、食事の量が減ることでも引き起こされる。

そのため、食欲が低下する胃がんや膵臓がんの始まりに、

便秘が起きることも珍しくない。

抗がん剤で便秘が悪化

さらに恐ろしい話もある。

便秘を我慢し続けると、がんを自ら招いてしまうのだ。

腸には、全身の免疫細胞の６～７割が集中していると言われています。

摂取した食事は、最初に腸で吸収されて全身に巡る。

悪い菌が入ってきた場合、まずその外敵をブロックするのが腸。

いわば、腸は身体の『門番』のような役割を担っています。

それゆえ、便秘になって腸内環境が悪化すると、

敵と闘い続けなくてはならず、免疫機能も疲弊する。

免疫力が落ちれば当然、がんになるリスクも高まるのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「週刊現代」2020年2月22日・29日号より）

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