「鎮痛剤は一時的に痛みを抑えるだけ」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

 不安から薬が増えていく、加藤学さん（仮名・65歳）の話。

3年前ほど前に、脊柱管狭窄症と診断されて以来、鎮痛剤は手放せません。

病院で処方される鎮痛剤だけでは足らず、最近では自分で薬局に買いに行くこともあります。

常用しないほうがいいのはわかっているのですが、

「やめたらまたあの痛みが出るんじゃないか」と考えると怖いんです。

鎮痛剤を飲まないと不安で、頭痛や発汗など『禁断症状』が出るようになりました。

日本在宅薬学会は、鎮痛剤の難しさについて、こう語る。

例えばコレステロールや糖尿病の薬の場合、検査して数値が下がっていれば、

患者さんに『じゃあ、薬やめましょうか』と伝えることができます。

ただし、鎮痛剤の場合はそうはいきません。痛みは血液検査でもわかりませんから。

あくまでも患者さんからの報告に頼るしかない。

患者さんから『欲しい』と言われれば、医師としても処方せざるを得ないところはあります。

いまはまだ大丈夫でも、長い目でみれば、それは死へのカウントダウンの始まりである。

冒頭にも書いたように、鎮痛薬を飲み続けると腎臓機能が低下してくる。

やがては腎不全を起こして死亡するケースもある。

尿と共に薬剤を排出する腎臓が弱ると薬が身体に溜まり、

他の薬の副作用が強くなり、それが結果的に死期を早めることもありえる。

そうならないためには、痛み止めとどう付き合っていけばいいのか。

大切なのは、初めは口キソニンやボルタレンなど、強い痛み止めを使っても、

痛みが引けば、徐々にアセトアミノフェンなど弱めの薬に切り替えていくこと。

痛みを管理して、最終的には鎮痛剤に頼らなくていいようにするのが理想です。

医師に自分の痛みを正確に伝えることも重要だ。ポイントは具体的に症状を説明すること。

夜寝る前に痛むとか、朝起きるとつらいなど、一日の中で痛みがどこで、

出るのかを見極められれば、四六時中、痛み止めを飲むようなことはしなくて済みます。

鎮痛剤は他の薬と違って、病気を治してくれることはない。一時的に痛みを抑えるだけ。

痛みのもとになっている病気を治療せず、命を縮めるのは、いかにも本末転倒だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「週刊現代」2019年11月23日・30日号より）

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