「クスリとサプリの危険な飲み合わせ」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

虎ノ門中村クリニックの院長が解説する。

ビタミンＥには血液をサラサラにする効果があるため、

ワーファリンや抗血小板薬のアスピリンと

一緒に飲むと薬効が強く出すぎてしまう。

突然あざが生じたり鼻血が

止まらなくなったりした患者さんが見られます。

同じくビタミンＡも、

ワーファリンとの併用で出血リスクが懸念される。

とくに危ない組み合わせが、

糖尿病治療薬とアロエや

ウコンを併用してしまうケース。

クスリとサプリの両方に血糖値を下げる作用があるため、

必要以上に下がりすぎてしまい、

場合によっては低血糖になりかねない。

セサミン（ゴマ）やＥＰＡ、

コエンザイムQ10と、

ＡＣＥ阻害薬などの降圧剤を

一緒に飲む際も注意しておきたい。

サプリ自体にも降圧作用があるとされ、

血圧が過度に下がるおそれがあるからだ。

低血圧は転倒やふらつきを招きかねない。

さらに危ないのは、

飲み合わせによってクスリの

副作用が増強されてしまうケース。

たとえばうつ病の治療に

用いられる抗不安薬ジアゼパムは、

甘草と一緒に摂取しては

いけないと言われる。

肝臓での代謝が抑制され

効き目が弱まるだけならまだいいが、

めまいや頭痛などの副作用が

出やすくなってしまうからだ。

セイヨウオトギリソウという植物から

作られるセント・ジョーンズ・ワートは、

抗うつ剤との飲み合わせに気をつけたい。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬と併用すると、

脳内で神経伝達の

セロトニンが過剰に作用してしまい、

めまいや幻覚、肝機能障害などの

リスクが高まるという研究結果がある。

飲み合わせのリスクが

詳細に研究されているのは、

あくまでも有名なクスリと

サプリに限られます。

このまま新しい製品が

次々と開発されれば、

危ない組み合わせが

加速度的に増えてもおかしくない。

安易に飲み合わせると、

むしろ体を蝕んで

いくことを知っておきたい。

（「週刊現代」2024年04月20日号より）

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