「掛け布団は羽毛の量より「重さ」で運ぶ」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
枕や布団などの寝具も眠りの質を左右する。
医師は『寝返りしやすいかどうか』を重視する。
一晩10~30回している寝返りには、
就寝中の体温調節や血液の循環を促す効果があります。
また、脳を休ませる『ノンレム睡眠』と、
体を休ませる『レム睡眠』の
切り替えスイッチの役割も果たしている。
これらの切り替えがうまくいかないと睡眠の質が落ち、
翌朝に疲れが残ってしまいます。
敷き布団やマットレスを選ぶ際は、
寝返りのしやすさを基準にするとよいでしょう。
寝返りの補助をしてくれるのが
高反発マットレスだ。
柔らかい低反発素材は体重でお尻が沈み込み、
寝返りしにくくなります。
通気性が悪く汗が蒸発しにくいのもデメリット。
好みの問題はありますが、
楽な寝返りのために高反発素材を
試してみてはどうでしょうか。
枕選びも『寝返り』がポイントになる。
枕はフラットな四角形がベスト。
横向き寝の際に、
頭から腹にかけての中心線が一直線になり、
床と並行になる高さが理想です。
仰向け寝の場合は、
首の角度が床に対して10~15度になり、
肩を枕に載せなくても息苦しくない
高さのものを選んでください。
頭の重さで沈んでしまうそば殼や
低反発素材は寝返りには不向きです。
枕の違いによる睡眠時の姿勢は、
健康にも影響を及ぼす。
成人の頭の重さは約5㎏あります。
頭が枕に沈み込むと、
首・肩・背骨に負担がかかり、
起床後に肩こりや
背中が痛む原因になるので、
しっかり頭を支えられる枕がよいでしょう。
また、睡眠時に酷いいびきや
無呼吸がある人は横向き寝用の枕や、
ある程度高さのある枕を
使うようにしてください。
仰向けで気になる高さなら、
自然と横向き寝ができるようになります。
軽くて暖かい羽毛布団や、
保温性と吸湿性に優れた真綿布団、
扱いやすい化繊など、
掛け布団にも様々な種類がある。
軽い羽毛布団を好む方が多いようですが、
最近の研究では、重い掛け布団に
不眠改善の効果があるとの結果も出ています。
20年、スウェーデンのカロリンスカ医科大学附属病院の
研究チームが不眠症患者120人を対象に行なった実験では、
4週間、重い毛布(6~8㎏)を使った
群の6割に不眠の改善が見られました、
軽い毛布(1.5㎏)を使った群の改善は1割未満でした。
22年には、同じくスウェーデンの
ウプサラ大学でも同様の実験が行なわれ、
重い毛布を掛けると睡眠ホルモン『メラトニン』の
分泌量が増えるとの結果が示された。
重い掛け布団と快眠の因果関係が
完全に解明されたわけではないですが、
『覆われている』安心感が心地よい眠りを
もたらしているのだと考えられます。
日本人の体格などを考えれば、
4㎏程度の布団が適当でしょう。
寝返りを打てなくなるほどの
重さでは逆効果だが、
最近は量販店などでも『重い布団』の
取り扱いは増えつつあるという。
2種類以上の掛け布団を重ねる場合は、
その順番にも気をつけたい。
厚い掛け布団の上に薄い毛布を重ねるほうが、
保温効果が高いと確認されています。
畳部屋で寝る際は、
敷き布団の上か下にマットレスやパッドなどを
敷くと保温効果が高まります。
冬場は床から冷気が上がってくるので、
ベッドのほうが暖かく眠れます。
畳や床に布団を敷くと埃が舞いやすく衛生面の問題もある。
夜間のトイレなどで起き上がりにくいうえ、
布団に足を取られて転倒するリスクも高まります。
(「週刊ポスト2024年01月12・19日号より)
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