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「製薬会社の『儲けのカラクリ』」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

新しい効果がいまひとつなのに、

薬価が高いと言われるクスリは他にもある。

多くの医療関係者が眉をひそめるのが、

’14年に承認された胃薬のタケキャブ(武田薬品)だ。

 

すべてのクスリの中でも屈指の

売上高を誇るタケキャブだが、

じつは『新規性に乏しい』クスリとして

医療界ではよく知られている。

 

タケキャブと作用が似ている胃薬に

ネキシウム(’11年承認)があります。

このふたつは効能・効果も

用法・用量もほぼ同じ。

 

それなのに承認時には、

タケキャブ10㎎錠とネキシウム20㎎錠が

同じ薬価になりました。

たとえば胃潰瘍では、

 

どちらも20㎎を処方することになっているので、

発売当初、タケキャブを処方した場合の

薬価は一日あたりネキシウムの1

.5倍だったのです。

 

なお、タケキャブについては

腸内細菌の環境を悪化させたり、

胃がんのリスクを高めたりする

危険が指摘されていることは、

 

これまで本誌が報じてきたとおりだ。

’11年に承認された痛風薬の

フェブリク(帝人ファーマ)に関しても、

同じく『新規性に乏しい』という指摘がある。

 

じつはフェブリクは、’68年に承認された

ザイロリックとほぼ同じ成分のクスリです。

ですが、当初の薬価はザイロリックの19倍でした。

2型糖尿病のクスリで’10年に承認され、

 

処方量が約15億錠にのぼるメトグルコ(住友ファーマ)も、

60年以上昔からある糖尿病薬の

メルビン(現在は販売終了)とまったく同じ成分です。

新薬として承認せずとも、

 

メルビンの用法・用量を変更申請すれば

よかったのではないかと感じます。

むろん、これらのクスリの費用の

大部分は保険料によって賄われている。

 

患者からすれば、いろんなクスリを

安く使えることにはいい面もあるが、

その一方で『名ばかり新薬』にも

莫大なカネが注ぎ込まれているのだ。

 

不透明な審査で承認された新薬の最たる例が、

新型コロナ治療薬として’22年に

緊急承認された塩野義製薬のゾコーバだ。

国が『価格非公開』で200万人分を約1000億円で買い上げた。

 

じつは、ゾコーバは直前に承認された

ファイザーのコロナ薬バキロビッドと

似た作用のクスリなのに、

なぜか審査のとき作用が異なるコロナ薬ラゲブリオと、

 

インフルエンザ治療薬のゾフルーザが比較対象とされ、

薬価は『両者の中間をとる』として

一治療(5日間)あたり5万1852円に決まりました。

1000億円を200万人で割ると5万円。

 

政府の予算額にあわせるために、

恣意的な審査が行われたのではないか、

と疑われても仕方がない。

新薬の値段は、年に4回開かれる

 

厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)で決まる。

委員にはつねに日本医師会幹部が3人と、

中外製薬、塩野義製薬など

製薬大手の幹部が2~3人含まれている。

 

(週刊現代」2024年06月29日・07月06日号より)

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