「血糖値か、HbA1cか」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

眼底検査というと、

緑内障や加齢黄斑変性といった

目の病気を調べるものと思うかもしれないが、

わかるのはそれだけではない。

『体の外から血管をじかに観察することができる、

唯一の方法』という意味もあるのだ。

眼底検査では、瞳孔を通して

眼底を走る血管を見ます。

動脈硬化が進んでいる場合、

血管の壁がぶ厚くなっていたり、

高血圧だと、血管が不自然に太くなったり

細くなったりしているようすがひと目でわかるのです。

眼底検査の結果には、

『黄斑変性の疑い』などと

目に関する情報しか記されないことも多いが、

これらも目の血管が傷むことが大きな原因だ。

眼球の異変は全身の血管の

状態がよくない証拠と考えよう。

また尿タンパクが陽性になった場合は、

血圧や中性脂肪といった、

ほかの検査項目が悪い場合よりもずっと深刻だ。

腎臓には、毛細血管が玉のようになっている

『糸球体』という組織が無数にあり、

体の材料になる大切なタンパク質を

むやみに外に出さないように守っています。

それなのにタンパク質が尿に

出てしまっているということは、

その血管がかなり傷んでいる可能性が高いのです。

腎臓は血管の塊で、ひとたび壊れると再生できない。

加えて、腎臓と同じく細い血管が

集中しているのが脳や心臓だが、腎臓が悪い人は、

こうしたほかの臓器にもダメージが

たまっているおそれがある。

産業医・内科医でウチカラクリニック代表が言う。

尿タンパクは－（陰性）、

±、1＋、2＋、3＋（陽性）5段階に分かれています。

1＋でも重大な病気が隠れているかもしれまんから、

念のため再検査を受けたほうがいいでしょう。

喫煙者は尿潜血にも要注意です。

喫煙は肺がんだけでなく膀胱がんや

腎臓がんのリスクを激増させます。

腎臓から膀胱のどこかに

がんがあると出血することが多いため、

あわせて確認しましょう。

医者から『糖分のとりすぎに気をつけなさい』と言われている人は、

空腹時血糖値やＨｂＡｌｃ（ヘモグロビンエーワンシー）が

気になる人も多いだろう。

これらはどちらも血糖値を示す値だが、

なぜ2つもあるのか。

そして、どちらがより重要なのか。

空腹時血糖値は、その日の血糖値を示す数値です。

これが高いということは、

インスリンを作る膵臓のはたらきが低下していたり、

脂肪肝などで糖分の処理が

遅れたりしている証拠といえます。

対してＨｂＡｌｃは、血液の中の赤血球に

どれくらい糖分がくっついているかを示す数値。

赤血球の寿命は3ヵ月ほとなので、

検査前1～3ヵ月の血糖値の状態が

反映されているわけです。

たとえるなら、空腹時血糖値は短距離走の、

ＨｂＡｌｃは長距離走の夕イムのようなもの。

体力が下がると、まず長い距離を

完走できなくなるのと同じように、

体の糖分の処理能力が下がってくると、

ＨｂＡｌｃが先に上昇し始める。

つまり、空腹時血糖値が上りだすと

より深刻な状態ということです。

110㎎/㎗を超えたら再倹査してもらうのがいいでしょう。

（「週刊現代」2024年04月06・13日号より）

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