「4倍飲んでいるも同然」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

たとえば50歳で体重100㎏のＡさんと

80歳で50㎏のＢさんに対して、

同じクスリが1錠ずつ処方されたとします。

体重の比を考えるとこの時点でクスリの量は2倍ですが、

それだけでは済みまん。

80歳の腎機能は50歳の人のおよそ半分程度なので、

体内では実質的に4倍の作用が起こっているのです。

これは極端なケースかもしれませんが、

実際には似たような処方が多いのが実情です。

だからこそ高齢の患者さんの場合、

副作用により一層気をつけなければなりません。

憤りを隠さずにそう語る。

人間の生理機能は加齢とともに少しずつ変化していく。

かつては問題なく飲めていたクスリであっても、

年を重ねてから服用すると大問題につながりかねない。

そのためアメリカでは、

高齢の患者には避けたほうがいいと判断された

クスリの一覧表である『ビアーズ基準』が存在する。

ただしアメリカのリス卜をそのまま輸入しても、

日本では役に立ちません。

実際に処方する際患者の体格差や生活文化の違いなど、

国ごとの差も考慮に入れる必要があるからです。

グループは日本の状況に合わせて、

『日本版ビアーズ基準』とも言いうるリストを作成している。

それをもとに、65歳を過ぎたら

『避けたほうがいいクスリ』を実名紹介していこう。

第１章でも説明したように、

高血圧に悩んでいて、

複数の降圧剤を服用している人は少なくない。

ただ日常的に使っているクスリの中にも

『落とし穴』が潜んでいる。

生理機能が低下している人が

トランデートなどのαβ遮断薬を飲むと、

血圧が下がりすぎて失神してしまうケースもあります。

また気管支喘息を併発している患者さんであれば、

呼吸器の症状が悪化してしまう可能性もありますね。

よく使われる降圧剤のニフェジピンを

はじめとするカルシウム拮抗薬も、

実は高齢者が服用し続けると深刻なリスクに直面してしまう。

カルシウム拮抗薬は短時問で血圧を

下げられるのが持ち味ですが、

高齢の患者さんだと急激な降圧効果がむしろあだとなり、

血行の悪化や臓器血流障害を引き起こしかねません。

また心筋梗塞や便秘、むくみに

つながるという研究結果も出ている。

このむくみが処方カスケードの原因になるわけです。

『春眠暁を覚えず』とは言うものの、

なかなか寝付けずに睡眠薬に

頼ってしまうことはよくある。

しかし服用し続けると、

不眠より重大な症状につながることは、

あまり知られていない。

マイスリーなどのベンゾジアゼピン類似作用睡眠薬には

強い依存性があるため、

長く使用して依存症になってしまうと、

中止したときにけいれんや筋緊張、

脱力などの離脱症状が生じやすい。

また長期にわたって服用すると、

骨折しやすくなることも報告されています。

（「週刊現代」2024年3月16・23日号より）

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