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「健康信仰の不都合な真実」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

コロナ禍を経験した私たちにとって『免疫』は、

病気を防いでくれる魔法の言葉のようにも聞こえる。

『免疫ケア』というと聞こえはいいですが、

これは非常にあいまいなもの。

 

免疫については科学的に解明できていない部分が多く、

欧米では『免疫にいい』などという

表示は一切許可されていません。

にもかかわらず、厚労省はこうした表記を

許可してしまったのです。

 

コロナ禍に乗じて、免疫という未開の分野での

消費行動は爆発的に増大した。

日本ではこのほかにも『記憶力を上げる』

『寝つきをよくする』『ストレスを緩和する』といった、

 

あいまいで主観的な文言の書かれた

サプリや健康食品が続々とつくられ、

売られている。

形成外科医で『医者が家族だけには

すすめないこと』著者が指摘する。

 

これらのサプリはどれも、

医学的に効果が立証されているものではありません。

そもそも、ただの飴をなめるだけでも、

血糖値が上がってストレスは緩和されます。

 

サプリのパッケージでも頻繁にうたわれ、

テレビ番組などでも盛んに

取り上げられる『抗酸化』というワードも、

実はあいまいなもの。

 

『活性酸素が体をさびつかせ、

老化やがんの原因になる』という仮説はいま、

大きく揺らいでいる。

野菜や果物を摂ることで病気の予防に

つながることはわかっていますが、

 

それが、摂つた食べ物に含まれる

ポリフェノールなどの抗酸化物質による

効果かどうかは、

わかっていないのです。

 

そもそも、私たちが酸素を

使って呼吸している以上、

酸素がもととなってつくられる

活性酸素ができるのは自然なこと。

 

抗酸化物質を摂らなくても体内には

活性酸素の悪さを消す働きがあるほか、

活性酸素を免疫システムの

一部として活用しています。

 

活性酸素を片っ端から除去してしまっては、

かえって美と健康を害するかもしれないのだ。

それどころか、抗酸化物質のサプリが

病気を招くことが明確に示されたケースもある。

 

”血液中のβ-カロテンやビタミンEの濃度が

高い人はがんになりにくい”という研究結果を受け、

アメリカとフィンランドで大規模な

臨床試験が行われました。

 

両国で合計4万8000人の

喫煙者(肺がんリスクのある人)をグループ分けし、

片方にβ1カロテンのサプリを、

もう片方にはプラセボ(偽薬)を投与したところ、

 

なんとβ-カロテンを投与されたグループの方が、

肺がんや心臓病による死者が多かった。

つまりこの調査は”緑黄色野菜などで

β‐カロテンを摂るのは体にいいが、

 

サプリメントでβ‐カロテンを摂取すると、

むしろがんや死亡のリスクが高まる”という、

衝撃的な結果になったのです。

緑黄色野菜を食べれば、

 

β-カロテンだけでなくその他の

さまざまな栄養素を同時に摂取でき、

それらが体の中で相互に作用することで、

健康効果が得られる。

 

だが、特定の栄養素だけを摂取しても、

健康にはなれないことを示唆しているのだ。

『サプリメント』とは本来『補足、補充』を

意味する英単語。

 

すなわち、足りない栄養素を

補うためにつくられたのがサプリだ。

始まりは、脚気患者の血中の

ビタミン濃度が低いことがわかり、

それを補おうとしたことだといわれている。

 

ですが”脚気患者の血中のビタミン濃度が低い”

という事実は”ビタミンが

足りないと脚気になる”

という結論には直結しません。

 

実際には、それ以外の栄養素の

不足や糖質の過剰摂取など、

いくつもの要因が重なって発症するものです。

長年人気のDHAやEPAも同様です。

 

青魚をよく食べている人が心筋梗塞に

なりにくいことから着目されましたが、

”DHAやEPAだけを摂つても心筋梗塞の

リスクか減る”という確認はされていません。

サプリはあくまでも補助的な役割でしかなく、

充実した食事に勝る健康法ではないのです。

 

(「女性セブン」2023年03月23日号より)

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