「減薬をするほど儲からなくなる」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
6剤以上の服用で副作用が出る―
薬ののみすぎが体を蝕むことはもはや常識であり、
国を挙げて減薬に取り組む昨今だが、
現場では『ねじれ現象』が起きている。
B夫 うちの薬局でも政府による
”減薬の推奨”を強く感じています。
6種類以上の内用薬が処方された患者がいた場合、
薬局が医師に対して薬を減らす提案をすれば点数が加算され、
薬局は儲かる仕組みになっています。
ただし現行の制度では
患者1人に対して1回しか加算されません。
定期的に薬局を利用してくれるなら、
多剤併用によって生じる有害事象である
ポリファーマシーンに目をつむってたくさん
薬を出した方が最終的に儲かる。
A子 非常によくわかります。
薬局は医療機関ではあるけれど、
コンビニと変わらない小売業でもあるから、
たくさん薬が売れた方がお金になる。
10種類の薬を処方されている人がいて、
『この薬は危ないかも』
『減らせる薬がありそう』と思っても、
聞かれない限り何も言いません。
明らかに処方が間違っている場合や、
使用禁忌の場合は医師に確認しますが、
薬剤師は医師が出した処方箋通りに
調剤するしかないんです。
B夫 そうそう。悲しいけれど、
医療業界では医師が王様で薬局はコバンザメ。
医師の処方に対して薬剤師が
ごちゃごちゃ言うってもメリットはない。
C美 特にうちのような小さい薬局だと、
在庫の薬が残ってしまうと大変。
基本的に製薬会社から薬を買うときは、
100錠や1000錠の箱単位で購人します。
開封前なら返品できるけれど、
1個でも売れたら返品できなくなるし、
使用期限が切れたら捨てるしかありません。
だから、いち薬剤師としては
疑問を感じる睡眠薬や痛み止め、
降圧剤なんかも、処方頻度が多くて
在庫を抱えにくいから、
薬局としてはありがたい。
そんな薬を『やめた方がいいのでは…』
なんてわざわざ言わないですね。
A子 使用期限の問題は非常に難しい。
薬によって違いますが、
ロキソプロフェンなど一般的によく使われるものは、
2~3年で切れるものが多い。
薬局では古い在庫を抱えないように、
古い薬から出していくのが暗黙のルールです。
基本的に処方薬はすぐに
のみ切ることを前提としているので、
服用期間に使用期限が切れていなければ問題ない。
つまり在庫を大量に抱えている薬局は、
期限ギリギリのものを出すことだってある。
B夫 使用期限は1か月単位だから、
『同じ月ならば期限切れじゃない』という
理論でほとんど期限切れの
薬を出している薬局もある。
たとえば2月までが使用期限の
薬を2月末に処方されれば、
実際に服用するタイミングは
3月にかかってしまう。
いくら在庫がだぶっていても、
うちでは絶対にやりませんが…。
(「女性セブン」2023年01月19日・26日号より)
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