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「信じてはいけない大事なのは患者の価値観」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

東大医学部卒の医師も

『血圧を下げる効果は想像よりも

はるかに小さい』と言う。

確かに血圧の数値を下げることが、

 

将来的な心筋梗塞や脳卒中の

リスク対策になる部分もあるでしょう。

ただ、年齢や喫煙の有無など、

病気のリスクが血圧以外にも

たくさんあることを踏まえると、

 

薬で血圧を下げることの効果は、

皆さんが期待するほど高くない。

臨床試験では大抵、

血圧によって差がつくのは

対象患者のうち数%ほどです。

 

そもそも、血圧は年齢を重ねるほどに

高くなるもので、老化の一つ。

私は高齢の患者さんには目標値を

高めに設定するようにしています。

 

さらに『薬を飲んだ際の副作用の

リスクにも注意が必要』と語る。

特に高齢者の場合、

薬で血圧を下げる場合は

立ちくらみやふらつきが出やすくなる。

 

一部の降圧剤には副作用として

筋肉を弛緩させるものがあり、

足に力が入らなくなる可能性がある。

すると骨折などが原因で車椅子や

寝たきりの生活になるかもしれず、

 

副作用のリスクを考えることはとても重要です。

また、処方のされ方にも注意すべき点がある。

年齢を重ねた患者さんほど薬を

たくさん飲んでいるケースが多い。

 

医師や家族が患者さんを

安心させようとして薬が増えるとか、

相互作用を考えずに処方するケースも散見される。

そのなかに血圧の薬が入っている場合があります。

 

しかし高血圧の薬のせいで他の症状を

引き起こすことがあるので、

より注意が必要です。

血圧の数値に向き合ううえで最も大事なことは何か。

 

心筋梗塞や脳卒中は長生きを

すればいつかは罹患する病気であり、

血圧の治療をすれば劇的に

変わるとの証拠もありません。

 

それに対して時間やお金を使うかどうかは、

ご本人の価値観を優先して考えていい。

私は、ざっくり140という

基準値を採用しますが、

 

患者さんが薬のせいで転倒するところを

見たくないのでそれを患者さんに

押し付けることはしません。

ガイドラインはそもそも目安でしかなく、

 

それぞれの事情に合わせるのが

本来あるべき医療の姿です。

ぜひ医師に、ご自身の価値観、

希望を伝えてください。

血圧の『数値』をどこまで気にするか。

決めるのは患者自身だ。

 

(「週刊ポスト」2022年10月28日号より)

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