「乳酸菌のEPSで免疫力向上」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

水溶性食物繊維も、

不溶性食物繊維も、

糖の分子が10以上結合した

『多糖』と呼ばれる糖質だ。

多糖は自然界に数多く存在する物質で、

食品に含まれるネバネバ成分のように

健康に益となる、

いわば善玉多糖もあれば、

そうでないものもある。

多糖の中で、近年その健康機能に

ついての研究が進んでいるのが、

菌体外多糖（EPS）と

呼ばれる物質です。

こう紹介するのは、

体に有用な微生物の

免疫機能性研究で

知られる東北大大学院農学研究科の教授だ。

EPSは名前の通り、

菌類（微生物）が自分の体の

外側に作り出す多糖のこと。

その目的は、まだ明確ではないが、

菌が環境変化や外敵などから自分自身の

身を守るためであろうと推定されている。

一口にEPSといっても、

他の多糖類と同じように、

善玉もあれば悪玉もある。

健康によいとされるEPSを

産生する菌類の代表的なものには、

ヨーグルトなどに使用される乳酸菌や

漬け物などに由来する乳酸菌などいくつかある。

『これら体に有用なEPSが取り込まれると、

免疫システムが刺激されて、

免疫力が底上げされるものと

考えられています』と教授。

すでに、さまざまな試験や研究により、

乳酸菌などが分泌するEPSには、

腸内環境を整えて、

細菌やウイルス感染を抑制、

免疫機能を調節する可能性が

高いことが示されている。

ただし、乳酸菌を用いた食品全ての中に

EPSがたくさん含まれているとは限らない。

EPSを多く含んでいる食品として

研究が進んでいるものは、

乳酸菌OLL1073R-1株入りのヨーグルトや、

TUA4408L乳酸菌入りの豆乳発酵乳などがあげられる。 

教授は、『免疫機能に関わる乳酸菌を対象にした研究は

『イムノバイオティクス』と呼ばれ、

現在、安全で健康に良い食品の

開発のために貢献しています』と説明する。

今後の食品選びの参考になりそうだ。

『免疫力を高めるためには、

粘り気のある食材を積極的に食べ、

EPSが豊富に含まれたヨーグルトなどを

間食にするとよい』と教授も推奨する。

ただし、ネバネバ食材だけでは

日常生活に必要な十分な栄養素はまかなえない。

あくまでもバランスのよい食生活、

それが感染症に負けない体作りの基本である。

（「サンデー毎日」2022年10月09日号より）

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