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おはようございます!
唾液には『刺激唾液』と『安静唾液』という、
2種類の分泌のされ方があります。
前者は食べ物を咀嚼する時に多く分泌され、
後者は本を読んだり、テレビを観たり、
普通に過ごしている時に少しずつ分泌されます。
そして、後者の安静唾液の量が
加齢によって減っていくのです。
唾液は、耳たぶの斜め下の耳下腺や
下顎の内側の顎下腺・舌下腺、
この3つの唾液腺から口の中に分泌されますが、
加齢によって顔の筋肉も弱まり、
唾液腺の虚弱をもたらすなどの理由で、
高齢者の安静唾液量は減少すると考えられています。
こうして唾液量が減ることで、
洗浄作用が弱まり、高齢者の口の中には抗菌、
抗ウイルス作用のある物質が行き渡らなくなって、
口腔内にウイルスや細菌が増殖しやすい環境が生まれる。
それが感染症の発生のしやすさと
関係しているのではないかとも推察されるのです。
このように、口の中で『ウイルスブロック』の機能を
果たしている唾液がもたらす好影響の範囲は、
口腔内にとどまりません。
例えば、逆流性食道炎などの炎症を
抑えることにも『唾液力』は役立っています。
唾液を飲み込むと胃酸か強まっているところに緩衝作用が働き、
中和されるからです。
また、唾液の中には20~30種類の
グロースファクターと呼ばれるタンパク質が含まれています。
これらのタンパク質は傷ついた食道の
粘膜の補修を促すように作用します。
さらに、唾液は口の中で作られ、
飲み込んでしまえば胃酸によって
溶かされて終わりと思われていましたが、
実は唾液の成分が身体全体に行き渡る経路があることが、
最近になって分かってきました。
狭心症の発作の時などに、
舌の裏に二トログリセリンなど『舌下錠』を置きますよね。
それは、舌下部の粘膜か非常に薄、
く薬の成分がすぐに血管に沁み込んでいき、
全身に回るためです。
この舌下部から、唾液の中の有効成分も
身体のさまざまな臓器に行き渡っていることが
明らかになってきているのです。
そこで私たちは、とりわけ高齢者が
気にされる認知症などの神経系疾患に対しても、
唾液が有効な働きをしているのではないかと注目しています。
唾液には、BDNF(脳由来神経栄養因子)と
呼ばれるタンパク質も含まれています。
BDNFは脳内に最も多く存在する成分で、
脳の神経細胞の成長を促しますが、
うつ病の患者は、血中のBDNF濃度が
低いことが指摘されています。
また、認知症や統合失調症と
BDNF濃度の関連も報告されています。
いずれにしても、BDNFは脳にとって
なくてはならない成分であり、
唾液腺で作られたBDNFが舌下部を
通じて脳に移行することが分かっています。
さらに唾液には、アルツハイマー病の治療薬としての研究が
進むNGF(神経成長因子)も含まれており、
これも同様の経路で脳に運ばれ、
脳の機能を守る役割をしていると見られています。
唾液力は、しっかりと脳にも及んでいるのです。
(「週刊新潮」2022年09月15日号より)
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