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おはようございます!
こうした特徴を持つ酪酸菌に関して、
私たちのコポート研究では
興味深い結果が得られました。
京丹後市と京都市の高齢者の腸内フローラを比較すると、
『ファーミキューテス門』(F門)という
カテゴリーに分類される細菌が、
京丹後市の高齢者のほうが10%多かったのです。
F門は善玉菌が多いことで知られる細菌の集まりですが、
京丹後市の高齢者から見つかった
F門の上位4種類は全て酪酸菌でした。
このことから、京丹後の長寿の秘密の
ひとつが酪酸菌であると考えられるのです。
実際、京丹後市の男性の
死亡原因を全国のデータと比較すると、
大腸がんリスクが20.6%低いことが分かっています。
なお、日本における大腸がんの死亡者数は年々増えていて、
人口が倍以上の米国とほとんど変わらない状況であり、
2022年のがん死亡数予測では、
女性のがんによる死亡原因の
トップが大腸がんです。
しかし、ここまで説明してきたことを
まとめた研究論文を2019年に発表した当時、
ひとつの疑義が呈されました。
京丹後市の高齢者は、
F門の細菌が多い一方、
痩せ菌とも言われる
『バクテロイデーテス門』(B門)の細菌が
少ないとの結果も出ていたからです。
定説では、B門と比べた場合の
F門の割合(FB値)が
大きいほど太りやすいとされていました。
つまりこの説に則ると、
F門が多くB門が少ない京丹後市の
高齢者は肥満傾向が高いと見ることができる。
太りやすい人たちが長寿とは
これいかに、というわけです。
他方、1000年以上前の古代人の
腸内フローラデータを便の化石から
調べた結果が報告されました。
すると、古代人の腸内フローラもF門が多く、
B門はほとんど含まれていなかった
ためFB値は大きかった。
しかし、牛肉も砂糖も摂取していなかった
古代人が肥満であったはずがありません。
さらに古代人、現代の田舎に暮らす人、
都会に住む人、3者のデータを比較してみると、
肥満傾向が高いと思われる現代の
都会人が最もF門が少なかった。
すなわち、必ずしもFB値が大きいことが
『肥満』に直結するわけではなく、
逆に言うとFB値が小さいことが即
『非・肥満』を意昧するのでもなく、
FB値の小ささは、一義的には
F門(≒善玉菌)の割合が小さいがゆえに、
腸内フローラの多様性が
失われていることを示していると言えます。
現代の都会人は、動物性の脂肪や砂糖といった
”不健康なもの”をあまりに多く摂取しているため、
F門の酪酸菌が減り、
腸内環境が悪化しているというわけです。
(「週刊新潮」2022年07月21日号より)
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