「ヘモグロビンA1c9%でもインスリンは不要」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
糖尿病と診断される基準は、
日本糖尿病学会の
『糖尿病診療ガイドライン』の19年版によると、
糖尿病患者の9割以上を占める2型糖尿病で、
血糖値(空腹時)が126㎎/㎗、
HbA1C(ヘモグロビンAIc)が
6.5 %以上などと定義されている。
治療目標はHbA1C7.0%未満とされ、
さらに《薬物療法中でも低血糖などの
副作用なく達成可能な場合》6.0 %未満が
望ましいとされている。
いわば”目標を達成していても
さらに薬を服用しなさい”という内容で、
今の学会の薬依存の姿勢が表われています。
こう語るのはこれまで診療した
2型糖尿病患者84例すべてで
脱インスリンを達成した医師だ。
インスリン・オフ療法は、食事の糖質を制限し、
1日に体重の1.5倍以上のグラム数(体重60㎏なら90g)の
タンパク質を摂取するタンパク脂質食に変えるのが基本。
筋肉を増やして糖の消費を促進し、
糖質制限で膵臓を休ませ、
インスリンを分泌するβ細胞の働きを
回復させるという考え方だ。
私も以前は、ガイドラインの基準に沿って
血糖値やHbA1Cを下げるべくインスリンを
処方していましたが、
インスリン注射で腎臓を休ませるつもりが、
逆に腎臓はインスリンの分泌能力を失い、
同時に、薬の副作用による空腹から大食いしてしまい、
インスリン注射の量を
増やさなければならなくなっていました。
『血糖値300㎎/㎗以上』や
『HbA1C10%以上』など著しく高い場合を除いて、
同基準を治療の基準にはしないという。
代わりに注視するのは、
血中インスリン濃度(1RI)だ。
合併症の予防には、
低インスリン状態のキープが
重要ということがわかりました。
食後の血中インスリン濃度が低ければ、
HbA1Cが9%台くらいまでは
合併症もほとんど起きない。
基準を気にしてインスリン注射で血糖値を下げても、
高インスリン状態になると、
眼底出血や腎障害、神経障害、肥満、がんなどの
合併症リスクが高まります。
では、血中インスリン濃度は、
どれくらいの範囲であれば問題ないのか。
食後1~2時間での血中インスリン濃度が
10μU/㎎以下が望ましいと考えています。
数値が低すぎるのも問題で、
5μU/㎎未満であれば内服薬や
インスリン注射も必要になります。
学会の『基準』に従うだけでは
断薬は夢のまた夢。
名医の知見に耳をかたむけることが大切だ。
(「週刊ポスト」2021年09月17日・24日号より)
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