「慢性閉塞性肺疾患（COPD)」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

咳をしても出ない

60代に入ったころから、息切れに苦しめられるようになりました。

1年前、これまで登れていた駅の階段の途中で、急に苦しくなった。

その日はなんとか帰宅しましたが、後日、病院に行きました。

こう語る内田久徳さん（68歳、仮名）は、慢性閉塞性肺疾患（COPD）と診断された。

喫煙者の20％程度が発症すると言われ、年間約１万9000人が亡くなっている。

内田さんも半世紀近くにわたって一日1箱を吸い続けたヘビースモーカーだった。

慢性的に気道に炎症が起きているため、たんを外に出す力が弱くなる。

たんはのどの奥に溜まりやすいだけに、詰まるリスクは一層高い。

そもそも、たんは何のために出るのか。

実は、たんには気道や肺を外敵から守る役割がある。

気道は、乾燥するとウイルスや細菌に感染しやすくなるため、

いつでも濡れた状態を保つべく、常に分泌液を出している。

そこに異物が入り込むと、分泌量が増えて、

外敵をくるんで外に押し出しやすくする。

気道の表面では線毛という細かい毛がのどに向かって動いている。

敵を封じ込めた分泌物は、線毛によって運ばれ、

のどへ押し出されて「たん」となり、

そしてせき込まれることで口から外へ吐き出されるのだ。

冒頭の内田さんも、たんのせいで苦しみ続ける羽目になる。

生活が一変するきっかけは、昨年末、風邪をひいたことにあった。

最初はいつものように、市販薬を飲んで、寝ていれば治ると思っていました。

ですが、日に日に息苦しさが増す。

これはおかしいと思って１１９番を押した。

2日入院して風邪は治りましたが、その後から、

たんの量が増え、執拗に絡むようになったのです。

喋るときにも常にたんが邪魔するので、

「カーッ」と勢いよくせき込むことが増えました。

COPDの人が風邪やインフルエンザにかかると、

気道や肺の機能が低下し、元の状態に回復しないまま、悪化の一途を辿りがちだ。

つい１週間前には、たんが取れないので、ゴホッゴホッと咳を続けていたら、

たんがのどに詰まったのか、首がきゅーッと苦しくなった。

恐ろしくなって強くせき込み、胸やみぞおちをドンドン叩いていたら、

急に楽になりました。

たんがのどに詰まるのは、

なにも、肺にダメージを蓄積させている人に限った話ではなく、

持病のない人も安心できない。

歳を重ねれば重ねるほど、『たんが絡む』状態から、

窒息死する可能性は高まります。

（「週刊現代」2020年4月4日号より）

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