「「果実」より「ジュース」に注意」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
いつも飲んでいるその薬が突然、
思わぬかたちで健康を害する瞬間がある。
それが「食後」だ。想定外の事態を引き起こしかねない薬と食品の「危ない組み合わせ」とはー。
「果実」より「ジュース」に注意。
年齢を重ねるほど、生活習慣病などの薬を服用する機会や、
その種類が増える。そこでリスクとなるのが、飲食物との「組み合わせ」だ。
銀座薬局の薬剤師が指摘する。
口から入った薬は胃で溶け腸で吸収され、
肝臓で分解されて全身に行き渡ります。
その際、同じタイミングで体内に入った食べ物や飲み物が影響して薬の作用が強くなったり、
弱くなったり、想定外の作用が出たりすることがあります。
これらを『相互作用』と呼びます。
医療機関を受診した際に「薬十薬」の危ない組み合わせは注意深くチェックされる一方、
「薬十食べ物」や「薬十飲み物」は日常生活に溶け込んでいて、
見逃されるケースもある。
思わぬリスクを招く「組み合わせ」には何があるか。
薬との組み合わせで警戒すべきは、グレープフルーツだ。
グレープフルーツはビタミンCが豊富で、風邪の予防や疲労回復に効果があるとされる一方、
小腸での代謝機能を阻害して、薬の効果を増強させてしまう。
降圧剤のカルシウム桔抗薬と一緒に摂取すると、血圧が下がりすぎます。
スタチン系の高脂血症剤と併用すると肌がガサガサになったり、
副作用の横紋筋融解症が出やすくなります。
ED(勃起不全)治療薬で火照り、頭痛、射精障害といった副作用が出ることもあります。
さらに注意したいのがグレープフルーツジュースだ。
小腸の代謝を阻害する物質は、グレープフルーツの果肉より皮に百倍以上多く含まれるため、
他の食材や飲み物より格段にリスクのレベルが高い。
しかもグレープフルーツジュースは飲んでから3~4日ほど相互作用が起きうる状態が続く場合もあるので、
その間に飲んだ薬にも影響します。
健康にいい食品のイメージが強い納豆も、
特定の薬とセットになると健康を害する怖れがある。
血栓ができることを防ぐ抗凝血薬に含まれるワルファリンは、
血液を固まらせる働きがある『ビタミンK』の働きを阻害する作用を持ちます。
しかし、納豆菌は腸内で大量のビタミンKを生み出すため、
抗凝血薬の効果を打ち消してしまいます。
「トクホ」との相性も要確認、
高血圧で降圧剤を服用している場合、ブルーチーズに注意が必要となる。
ブルーチーズに含まれるラクトトリペプチドは血圧を下げる効果があり、
その作用はACE阻害薬と似ています。
そのためACE阻害薬と一緒に食べることで血圧が下がりすぎ、
目まいや失神につながる怖れがあります。
また、スピロノラクトン系利尿剤とブルーチーズを同じタイミングで摂取すると、
腎臓でカリウムが排出されずに高カリウム血症を発症し、
不整脈や痙攣が生じることがあります。
牛乳と便秘薬も要注意の組み合わせだ。
(「週刊ポスト」2020年1月17日・24日号より)
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