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「「基準値内は健康」の間違い」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!

おはようございます!

 

「基準値内は健康」の間違い。

基準値は厳しすぎるばかりではない。逆に緩すぎると指摘される検査項目もある。

血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと、ブドウ糖が結合する割合を示す「HbAlC」は、

糖尿病を診断する際に用いられる。

 

現状の基準値では6.5%を超えると受診勧奨となる。

「この数値を超えてから受診しても遅すぎます」 と指摘するのは、糖尿病内科院長だ。

糖尿病は単に血糖値が高くなる病気ではなく

体内の細い血管がダメージを負うことで網膜症、

腎症、神経障害という3大合併症を引き起こします。

 

受診勧奨の基準値であるHbAlC6.5%は、

すでに網膜症が進行して目の奥で出血が始まってもおかしくないレベル。

しかも5%後半になると太い血管までダメージを負い、

心筋梗塞や脳梗塞などにつながるとの報告もあります。

 

日本では6.5%が糖尿病の入り口とされますが、

本来は5%後半で黄信号6.5%で赤信号くらいの危機感を持ち、できるだけ早く治療を始めるべきです。

肝臓や胆道に異常があると数値が上昇するr-GTP。51u/Lで健康指導の対象となるが、

「この基準値は甘い」とする。

 

私が算出した健常な人の上限は、男性でいえば60~64歳で49まで

、65~69歳で48までという結果でしたが、女性では60~64歳で31まで、

65~69歳で29までと現行基準値と大きくひらきがあった。

これでは早期の異常が見逃される可能性があります。

 

新潟大学名誉教授は別の観点から指摘する。

r―GTPは飲酒量が多ければ上昇し、少なければ減少するもので、

『肝臓の健康度合い』を示した数値であるというエビデンスはありません。

飲酒はがんのリスクを高めます。

 

数値が高い人は飲酒量を減らすべきですが、

基準値に収まった人も『低いからもっと飲める』と考えるのは誤りです。

基準値があることによって、病気のリスクをわかりやすく体感できるし、健康管理の指標にもなる。

だが、基準値を守れば必ず健康を維持できるというわけではない。

 

病気のリスクは、個人個人で異なると認識することが大切だ。

誰がどの病気になるかは基準値で一定に線引きできるものではなく、

家族歴や既往歴などによって一人ひとりのリスクは異なります。

健康診断の基準値を絶対視して一喜一憂するのではなく、

あくまで生活習慣改善のひとつの指標として捉え、

前の年と比べて大きな変化がないかなどをすることが重要です。

健康診断の結果を真に活かせるかどうかは、受診者次第なのである。

 

                             (「週刊ポスト」2020年1月31日号より)

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