「呼吸を意識する」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
これまで慢性腎臓病の治療は
『安静第一』とされてきたが、
近年は『運動療法が最も
効果的であることが分かってきた』。
私たちの研究グループが東北大学病院で
始めた運動療法『腎臓リハビリ』により、
慢性腎臓病患者の血中の老廃物クレアチニンと尿たんぱくの減少、
腎機能の同復が見られました。
人工透析の回避や心臓病や脳卒中などの
合併症予防にも効果があるという報告もあります。
ACE阻害薬などの降圧剤にも腎機能の回復が認められていますが、
運動療法は同等の結果を得られました。
運動をすると体内でたんぱく質がろ過されるため、
過剰なたんぱくが尿に混じり
『腎臓病に運動は御法度』とされてきたが、
最近の研究では運動を制限した患者はむしろ腎機能が悪化し、
人工透析の導入時期が早まるという結果が出たという。
1日4000歩以上のウォーキングで筋肉が
収縮・弛緩して血流が良くなり
腎臓に酸素や栄養が行き渡るとともに、
腎臓への負担が減ることで腎機能の回復が望めます。
運動は『強度』が重要で、
『少しきつい』と感じるくらいの負荷が必要となる。
ウォーキングの場合は息切れするかしないか程度のスピードで、
1日20~30分が目安だという。
ただし、時間が取れない人や
そこまで体力が無い人も多い。
そこで考案したのが、
腎機能を自力で鍛える1分体操だ。
1セット1分の体操で筋肉を鍛えることで、
サルコペニア(骨格筋量の低下)や
フレイル(身体の虚弱化)を防ぎ、
腎臓を強化できます。
1分体操は全身の筋肉を
無理のない強度で鍛えられるため、
腎臓の大敵である血圧上昇を
招かずに行なうことが可能だ。
①基本の運動療法『壁プッシュ』
通常の腕立て伏せより簡単に腕と胸、
肩の筋肉を鍛えられます。
姿勢をまっすぐに保ち、かかとが床から離れないようにします。
鼻から息を吸いながらひじを曲げ、
口から息を吐きながら腕を伸ばします。
②腎臓への負担を減らす『背筋反らし』
うつぶせ状態で両手・両足を持ち上げることで、
足や腕を動かして全身に
新鮮な酸素や栄養を送り、
腎臓の細胞を守って腎機能を高めます。
③腎臓周辺と足腰の筋肉を鍛える
『レッグレイズ』
『仰向けの状態で足を曲げ伸ばしし、
腹筋と腸腰筋を鍛えます。
手をしっかりと床に付けて、
体を支えることを意識しましょう。
結果、歩く力が付き、血圧を下げる
一酸化窒素の産生を促します。
④腎臓の血流を促す『バックブリッジ』
寝たままできて効率的なのがバックブリッジです。
お尻などの筋肉を鍛えることで歩行が安定し、
腎臓を含め全身の血流を良くします。
どの体操も息を止めないことが重要です。
また、慣れてきたら少しずつ負荷を
強めることが理想ですが、
くれぐれも無理はしないようにしましょう。
筋肉は破壊と修復の『超回復』により
強化されるため、
1日おきに行なうことが望ましい。
1分体操とウォーキングを組み合わせることで、
末期腎不全を宣告された60代男性が
6週間後に数値が改善して透析を
回避できたケースもあります。
腎機能を高めて健康ライフを謳歌したい。
(「週刊ポスト」2024年11月01日号より)
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