「勉強し続けているか」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
患者さんには、
ご自身の病態と飲むべき薬の内容を
きちんと伝えることが重要だと思いますが、
実践している医者は多くないでしょう。
私の場合は、
たとえば『血圧というのは、
だいたい塩分が溜まるか、
血管が硬くなるか、
どちらかの理由で上がります。
あなたの場合は後者が
勝っているようなので、
血管に効く夕イプの薬を出しますね』
などと話すようにしています。
複数の薬効成分を1つの錠剤にまとめた
『配合剤』をうまく使ってくれるか
どうかもポイントになる。
Ca拮抗薬とARBの配合剤であるザクラス、
ミカムロなどがポピュラーだ。
これらを使えば、
薬を飲む回数を滅らせて、
飲み忘れを防ぐことにもつながる。
なかなか血圧か下がらない人の中には、
朝3種類・昼2種類・寝る前2種類というふうに、
いろんな薬を飲んでいるケースも多いと感じます。
でも、そんなに飲み分けるのは大変。
うまい医者ほど、
シンプルな処方を心がけています。
なお、近年ではジェネリック薬が
当たり前になっているが、
まれに『先発薬をジェネリックに替えたら、
同じ成分の薬のはずなのに
効かなくなった』というケースもある。
ジェネリックにするかどうかは
患者が薬局で決めるため、
薬がなかなか効かない場合は、
処方箋で『絶対にこの薬を出して』と
指定してもらえないか医者に相談してみよう。
最後に見きわめたいのが
『きちんと勉強している医者かどうか』だ。
高血圧に関する知識や情報は、
つねに更斬され続けている。
前出の氏は『血圧なんて気にしなくていい』と
言い切る医者ほど、
むしろ疑ってかかったほうがいいと言う。
もちろん、ただ薬をたくさん出すだけの医者は論外ですが、
『上の血圧は年齢+90まで上がっても大丈夫』といった
一昔前の知識を引きずっている
医者にも問題があります。
いまは昔に比べて寿命がはるかに延び、
高血圧で血管や内臓に負担が
かかる期間も長くなっていますから、
昔のような考え方では
どんどん血管が傷んでしまう。
100歳近くまで生きるのが
当たり前の時代には、
新しい考え方が必要なのです。
高血圧はなかなか『完治』するものではない。
信頼できる医者との出会いこそが、
高血圧とうまく
付き合っていくために、
一番大切なことなのは間違いない。
(「週刊現代」2023年09月23日号より)
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