「家族への暴力が減薬で解消」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院!!!
おはようございます!
食品やサプリメントとの相性に気を配っていても、
薬そのものが悪さをして体を壊すこともある。
訪問診療で減薬に取り組む医師でたかせクリニック理事長は、
薬の多剤併用のリスクを指摘する。
そもそも副作用がない薬はありませんが、
のむ種類が増えるほどにそのリスクは増し、
相乗効果で体に害が出る可能性が高まる。
特に高齢者は薬の種類が6種類以上になると、
副作用が出やすくなります。
20種類もの薬を服用していて、
家族に暴力を振るうほどの
問題行動を起こしていた高齢者が、
薬を整理して6種類に減らしたとたん、
もとの温和な性格に戻って、
家族と楽しい時間を
過ごせるほど回復したケースもあります。
特に危険なのは、
脳内でリラックスを
促す神経伝達物質の作用を
強めて入眠を誘う『ベンゾジアゼピン系』と
呼ばれる睡眠薬や抗不安薬だ。
長年にわたって多量に
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬を投与され、
その結果として認知機能が低下したり、
筋弛緩作用によって転倒・骨折、
せん妄を引き起こしたりしているケースが多くみられます。
現在では高齢者にベンゾジアゼピン系の薬を
使用するのは控えるべきと考える医師がほとんどですが、
いまだに処方されているケースもあるため、
処方箋やおくすり手帳をチェックしてみてほしい。
問題視するのは、
薬の副作用を病気と勘違いし、
服薬量が増えることだ。
『スルピリド』という胃薬の副作用として
生じた筋肉の弛緩や震えなどに対して
抗パーキンソン病薬を処方された患者さんがいました。
その副作用で認知症のような症状が出てしまい、
結果、薬漬けになって歩けなくなったのです。
そうした場合の多くは、
一旦減量することで快方に向かいます。
何種類もの薬をのむこともリスクだが、
その中でもとりわけ相性の悪い組み合わせが存在する。
総合感冒薬は風邪の諸症状を抑えるために、
さまざまな薬効のある成分が入っています。
そのため、咳止め薬や解熱鎮痛剤と併用すれば、
成分が重視して思わぬ副作用が出ます。
たとえば咳止めの薬と合わせると、
両者ともに抗コリン作用といわれる副作用が生じ、
その結果胃腸障害が起きることがあります。
解熱鎮痛剤と一緒にのむと、
胃に負担がかかり胃炎になることもあります。
総合感冒薬で症状が治まらないからといって、
プラスアルファで追加するのはやめましょう。
総合感冒薬は降圧剤とものみ合わせが悪い。
咳止め薬と同じく、
どちらの薬にも抗コリン作用があるので、
合わせることで、胃痛、便秘、下痢など
胃腸障害が起こる可能性がある。
降圧剤の中でも特にカルシウム桔抗薬は要注意です。
のみ薬の水虫薬『イトラコナソール』と
H2ブロッカー系の胃薬も
避けるべき組み合わせだ。
のむタイプの水虫薬は相互作用が多いため、
処方を受けるときは恥ずかしがらずに
必ず薬剤師に相談してください。
たとえば、胃薬のH2ブロッカーの胃酸を
抑える効果を減少させるという報告があります。
両方のむ必要があるときは、
1時間ほどあけるといいでしょう。
薬の効果を打ち消すばかりか、
体調を悪化させる組み合わせもある。
前立腺肥大症で尿道を広げるための治療を受けている人が、
風邪薬や花粉症の薬をのむと、
抗ヒスタミン成分の副作用によって、
尿が出なくなってしまうことがあります。
苦しさで病院に運ばれる人もいるため、
家族が前立腺肥大症を
治療している場合は、
充分に注意してください。
食品やサプリメントと同じく、
薬も無数に間違ったのみ合わせが存在する。
表を参照しつつ、複数の薬をのむ際は
事前に相互作用をしっかり確認してほしい。
(「女性セブン」2022年12月08日号より)
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