「「出ない」のは、死の知らせ」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！

下剤の飲みすぎにも注意

慢性的な便秘に悩まされると、どうしても便秘薬に頼りがちになる。

だが、「その薬がもたらす弊害も無視できない」と

しらはた胃腸肛門クリニック横浜院長が注意を促す。

市販の下剤は売れないと困るので、

数ある下剤のなかでも最も効き目が強い、

刺激性のものが主流になっています。

問題は、刺激性の下剤は習慣性や依存性がある、つまり癖になってしまって、

薬なしでは排便できない状態になってしまう点です。

それに加えて、使えば使うほど、薬が効かなくなる特徴もあります。

最初は決められた用量を守っていても、やがて効きが悪くなってくると、

同じ効果を得るために飲む量がどんどん増えていってしまう。

だがそれは、腸の寿命を縮める行為にほかならない。

刺激性の下剤を大量に飲み続けていると、大腸が動かなくなってしまいます。

本来、大腸が行うべき役割を下剤が肩代わりしてしまうため、

自力で動く必要がなくなった大腸は、

筋肉が哀えていき、徐々に機能が低下してしまうのです。

通常なら、腸は自らを絞ったり、広げたりする運動をくり返していますが、

薬漬けになった腸はダラーッと伸び切っています。

そんな状態にまでなってしまうと、もはや治療をしても、便秘の改善は望めません。

便秘を放置すればするほど、こうした小さなダメージが積み上がっていく。

腹の中に「毒」を３日溜め込めば、３ヵ月、半年と寿命が縮むことだってある。

では、便を溜めること　なく、薬に頼らず自然に出すにはどうすればいいのか。

一般的には水をたくさん飲むことが推奨されているが、

身体がむくむだけで、便秘は改善しにくい。

それよりは、便の出を良くしてくれるオリーブオイルを毎朝スプーンー杯分とったほうがいい。

なにより重要なのは、出すときの姿勢だ。

直腸は『くの字』に曲がっていて、途中で便がつかえる構造になっています。

前屈みの姿勢をとると、くの字が緩んで、便が出やすくなります。

自宅のトイレが洋式なら、便座に座って、

ロダンの彫刻『考える人』のようなポーズで、前傾姿勢になるといい。

足先を床につけて踵をあげて、つま先立ちのような状態にするのも効果的です。

つま先立ちがつらい人は、10～20㎝の踏み台を置くと、

前屈みの姿勢がとりやすくなります。

「出ない」のは、死の知らせ。

それを肝に銘じなければ、いつ命を奪われてもおかしくない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「週刊現代」2020年2月22日・29日号より）

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